2012年08月12日
パーツレビューでコメントをもらったりする時に、
TRDのパーツを多用していることに対して、以前のブログサイトでも、うらやむコメントがよくありました。
ずっとトヨタの車を乗り継いできてますが、5代目のスプリンターシエロの時に、初めてTRDのサスペンション・ダンパーを購入しているだけで、それ以前は、コスパ(コストパフォーマンス)優先でパーツを選んでいました。
しかし、平成10年の秋の事件があってからは、タイトルの思いが一層強くなりました。
この時の車は、エミーナ2400G-4WDの5MT車でした。(写真の車)

主な仕様は
・2400cc 直4 DOHCエンジン
・4輪独立サスペンション、4輪ディスクブレーキ
・7名定員(キャプテンシートタイプ)
この時は、あまりパーツも揃ってなかったころで、車も初めてのミニバンだったこともあり、TRDのパーツが足回り系で揃ってたので、無難な線を考え購入しました。
これが、後々の事件で大きく効いてきたのです。
丁度、5年目の春先にフロントハブの左右のベアリングにガタが出てきて、クレームとして馴染の整備工場経由でディーラーに修理を依頼しました。(5年保証期間内)
その修理が終わって4か月位過ぎた時、通勤帰りの道中に、突然、右フロントのドライブシャフトのハブナットの根元が折れ、走行不能になり、ホイールとタイヤも完全に壊れてしまいました。
そのことを整備工場経由で、ディーラーに連絡してもらった。
『原因は、ハブベアリングの修理時にハブナットの締めすぎでシャフトにクラックが発生したのではないかという疑いがあり、5年の保証期間を少し過ぎているが、クレームとして修理、破損部品の保証をしてほしい』と要望した。
ディーラーは、『この車はサスペンションを交換しているので、全面的に費用は持てない。』と回答してきました。
こちらとしては、
『もしこれが高速道路であったら大事故になっていたことも考えられる事、交換しているサスペンションなどの足回りのパーツはTRD製品である』
との内容を、トヨタのお客様相談室にファックス番号を教えてもらい、
書面で意思を伝えました。
その2~3日後、整備工場の方から、
「今回の件は全面保証するとディーラーから回答がきた。」と連絡があり、破損したすべてのパーツの交換がこちらの負担「0」で出来た。
この流れの状態を推測すると、
お客様相談室からディーラーに対して、
『TRD製品を装着した車両の保証をしないのは、ディラーオプションになっているTRD製品を保証しないのと同じことであり、このような事例が公(訴訟など)になると、自動車販売への影響も出かねない。』
との見解が伝えられて全面保証の指示がされたのではないかと思われます。
現に、その後のディーラーの対応が低姿勢になったことから、
TRDの製品を装着していてよかったとの思いを強くしました。
それ以降現在まで、重要なパーツには生産中止品以外は、
ワークス系パーツを優先的に使うようにしています。
Posted at 2012/08/12 02:48:05 | |
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