今日から夏休みですが、初日から屋外作業開始となりました。
今年の
6月にエキマニを新調しました。
理由は以前のブログでも紹介しましたが、
エキマニの
2番と3番目の溶接部分の割れと
凍った圧雪の路面でエキマニを擦り、
曲りも発生し、
キャタライザーとの接合面がいびつになっていた。
以上の理由で新品に交換しました。
その結果、
エキマニの曲りが真直ぐになり、キャタライザーとの接合部の位置が後退し、
エンジンが暖まってエキマニ、キャタライザーが熱膨張してくると、
狭くなったキャタライザーのタイコとブレースのクリアランスが無くなり、
キャタライザーのタイコ部分が
TRDのメンバーブレースに接触し、
酷い異音を発生するようになってきました。
ブレースに銀色の耐熱シートを貼ってある所が接触箇所です。
マフラーサポートをハードなものに交換し、
さらにステンレスバンドで固定してますが、
熱膨張には勝てず・・・・走行開始数分くらいで
メンバーブレースの当たりから「ガゴ~ゴゴ~ン」と
ボディも振動するくらいの音が・・・・・
これがずっと続くのも排気系に悪影響を与えると思われるため、
思い切って、ブレースを改造することに着手しました。
車をジャッキアップし、リヤロアアームにウマをセットして作業開始。
ブレースの所のカバーです。
外した途端に中から小石や砂が・・・・結構溜まってます!
リヤサブフレームの取付け部分も錆が・・・・・
10年経つとこんなものかな。
大汗をかきながらの作業ですが、ブレースを外すのにネジの固着がきついので
ブレーカーバーを使って緩めなければなりませんでした。
外したブレースの裏側(ボディ側)です。塗装も剥がれて錆が出ています。
上の赤丸のところがキャタライザーと接触していた箇所です。
ホワイトペンで丸く囲ってありますが接触部は黒く変色してます。
いよいよ加工開始です。
ブレースの表面(路面側)から見た状態です。
ブレースの三角の溶接部から約
6cm位のところを
グラインダーでバッサリとカットしました。
この後、錆の酷いところをワイヤーブラシで磨き、
脱脂後、錆チェンジャーを塗布し簡易防錆をしておきました。
そして、一気に完成状態ですが、ブレースに金具取付け用の
Φ6.5の穴を4箇所開けて、自作ブレース補助パーツを取付けます。
ブレースとの固定はボルトとナットで固定してます。
ちょっと見 高そうな感じがしますが、このパーツ代全部で1000円かかってません。
ホームセンターで見つけたのですが、割とガッチリしているので使う事にしました。
ちょっとピンボケですが、黄色丸のようにクリアランスが
30mm位になりました。
改造前は冷間時で約
10mmで温間時は0mmでしたが、今度は暖まっても
10mm以上はクリアランスが取れそうです。

アングルを変えた写真です。
キャタライザーのタイコと等間隔のクリアランスが取れる様に
ブレース切断面も斜めに研磨しておきました。
ブレースと金具の固定はM6×35mmのボルトを使ってますが、
写真奥から2番目のボルトは、燃料タンクの底にボルトが当たるので、
ナットを締めた状態で、先端から10mm程削ってます。
切断面の黒いものはブチルゴムを詰めてあります。
ブチルゴムは防水効果が高く、防振効果もあります。
これで、不快な異音とはおさらば出来そうです。
Posted at 2013/08/10 22:10:32 | |
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