2012年09月26日
私が免許を取りに行ったたのは20歳になってからです。(約40年前)
高校3年の就活で時間がかかり過ぎ、自動車学校の有効期限切れになってしまい、途中で没になってしまった為、後で取り直すことにしていた。
高卒後、私は越前市の電機メーカーに就職し、その会社のすぐ横に自動車学校があり、退社後教習に通うようにしていた。(2012年8月28日付で廃校になった)
その自動車学校の教習は、教官が固定されているので、各段階の見極め時以外は同じ教官の授業となります。
私の自動車学校の初日、発進と外周路の走行を始めたのであるが、文頭にあったように少しは車を動かした経験が有るので、すぐにカンを取り戻した。
すると、教官は
「おまえ、うまいやんけ! 後半は内周を走ってみ!」
とのお達しがあった。
それ以降は、仮免取得まで教習所内を私の好きなように走らせてくれた。
その間、教官は助手席で居眠り状態。・・・・・本当に教える気があるのかな?
仮免取得後の路上教習で、ある日の帰りの道中(国道8号線)のこと。
教官が時間を聞いてきたので、
私は「このままだと教習終了時間をオーバーしますね。」と言った。
そしたら教官は、
「もっと飛ばせ!!」
その時は法定速度の60㎞/hで走ってたが、アクセルをグッと踏込み80~90㎞/hで戻った記憶がある。
また、教官は路上教習でも市街地を選ばず、峠道のようなコースを多く走らされた。
自動車学校から結構離れたところまで行ったので、いつも60㎞/h位は出して走っていた。
そういえば、40㎞/h程度のトロトロ走りは全くした記憶なし。
また、雨の市街地で小さなアーチ状の石橋を通過する際、対向車とこちらがそこそこのスピードを維持したまま橋の中央部ですれ違いした時も、
「おっと!危なかったな~!」
と、一言だけで、何もおとがめなしでした。
今思うと、この教官には坂道発進の裏ワザなんかは教えてもらったが、叱られたことは一度も無く、卒業するまで伸び伸びと車を運転させてくれた。
これらのことが礎になって、私の車好きが始まったルーツではないかと思うこの頃です。
良い?教官に恵まれました!
遅く(約40年後)なりましたが、有難うございました!
こんな教官は前にも後にも恐らくいないでしょう!
Posted at 2012/09/26 22:09:29 | |
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