
今年の
6月末に、我が家にエッセに代わってタントがやって来た。
室内は
CMの通りかなり広いし、大人4人でも窮屈さは全くない。
動力性能は、車重もあり
AT(CVT)なんで、タウンユースには問題ないレベル。

時たま買い物などで運転することもあるのだが、
どうしても違和感があり解せないのが、アイドリングストップです。
うたい文句は燃費の改善、環境への配慮とは言っているが、本当にそうだろうか?
信号待ちなどで止まって、数秒くらいするとエンジンが止まる。
信号が青になってブレーキを解除するとエンジン始動。
走行中も数秒以上の停止のたびにこれを繰り返している。
これだと渋滞の多い道だと何度もセルを始動させてエンジンをかけることを繰り返すことになるんですが、乗っていてとても違和感を感じるし、セルモーターやバッテリーの負担をメーカーは考えているんだろうか?
ただ単に、営業サイドのつまらん意見で実践されているようでならない。
燃費や環境の事を考えたら、そんなに効果は無いと思われる。
エンジン再スタートのたびにガソリンを噴射する際は、アイドリング状態の時より瞬間的に多めに噴射しているだろうし、エンジンスタートの時にセルを回す為にバッテリーの電流は瞬間的には
100A位流れるらしい(普通車の場合)・・・・タントでも50~60A位流れると思われる。
これって、バッテリーとセルモーターの耐久試験をしているようなもので、一般車の何十倍も負荷をかけているのと同じで、バッテリーの消耗も半端じゃなくなるし、セルモーターの故障の確立も確実に高くなる。
特に冬場の時期、夜間で雪などが降っている場合の渋滞路を想定して、ヘッドランプ・ワイパー・エアコン(ヒーター)・リヤデフォッガー(熱線)を使用している時にエンジンが止まったら、オルタネーターの発電が無くなり、一気にバッテリーの電力の消費が上がります。
ちょっと古くなったバッテリーだったら、エンジンの再始動が出来ない状態も考えられる。北陸地方などの豪雪地帯での渋滞では、凍死者も出る可能性すらある。
それで、メーカーも上記の様なことを想定してか、
アイドリングストップを解除するスイッチも設けてある。
これでは何のためのアイドリングストップなのか解らないでしょう。
それならば、最初からアイドリングストップなんか必要ないし、
そんな
ナンセンスな装備はいらないと思うのは私だけだろうか?
Posted at 2012/12/02 12:27:35 | |
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