GPS Lapsの精度を検証してみた

便利な世の中になったもので、スマートフォンのアプリに、GPS Lapsというものがあります。もちろんフリーのアプリです。

スマートフォンだけで、サーキット走行中のラップタイムを測定・表示・記録してくれるアプリです。



走行中の画面はこんな感じ。

以前、スマートフォンが古いためにGPSの感度が悪く、あまり当てにならないということを書いた気がします。
しかし、問題はスマートフォンの設置位置だということを指摘されたので、設置場所を変えて精度を検証してみました。

そもそも以前設置していた場所は、いつもハイドラをやるときに設置している場所で、センターのエアコン口の真上に置いていました。
この位置だと、車の後方からの電波がヤネにさえぎられるため、街乗り程度の速度ならともかく、サーキットみたいに目まぐるしく位置が変わる状況で常に座標を測位するのは難しいようです。

そこで、設置位置を、デフロスターのギリギリまで持っていってみました。

その状態で測定したGPSLapsのデータを実データと比較してみました。


12月のTC1000の場合
安定性がないですが、平均で0.3秒くらいのズレ。まあ目安程度には使えるかな。


先日のTC2000の場合
位置を若干変えたのがよかったのか、平均で0.04秒、ほとんどズレがありません。
これならアタックタイマーとしても十分使える精度だと思います。

問題はスマートフォンの古さではなく、設置場所だったようですね＾＾；

ちなみに、軌跡と速度も記録しておけるのですが

かなりずれてるww
スマートフォンに内蔵されているGPSの記録間隔は、機種依存性らしく、これが短い機種の場合はもっときれいに取れるのかもしれませんね。

とりあえず、しばらくはこれを使っていこうと思います。