2014年02月15日
前車(ランカスター6)の車検が3月14日、しばらく代車であそべるかも?という楽しみもあったのだが、間に合ってしまいそうとの事。 私の場合、特にリコールの影響は無いようだ。
今、数えてみるとメーカーの車種だけで54車種もあり、当然ながら何台かずつ順番に作るはずで、そのあたりの余裕を見て最初の納期を出して、ライン投入の予定が決まって、納車予定が前倒しになるのだろう。
ただいまあなたの車を製造中・・・なんていう写真の一枚も送ってくれるとうれしいのだが。
あらためて今回のリコール内容について考えると、”1速ギアと車軸を接続するスリーブという部品が引っ掛かることがある”というのが原因らしい。
スリーブとはクラッチのようなもので、マニュアル車のシフトノブの先にあるのがスリーブだと勝手に認識している。 (ギアを入れるのではなくスリーブをギアに入れている?!)
人間だったら、引っ掛かったら、一瞬 ”うっ” となるかもしれないが、自然にもう一度入れ直しをして忘れてしまうぐらいの話で、あんまり回数が多いと ”ちょっと調子悪いんだけど” とか ”1速入れるのにちよっとコツが・・・” ということになるのだろう。
しかし、そこは機械のやることなので、強行してしまってスリーブなりシャフトなりが破損してしまう可能性があるということか?
スリーブを移動させる速さや、無理に押し込まない、もう一度やる、力の加減を考える、などのプログラムを改善したのかもしれない。やっぱ人間はよくできてますな。
きっと再現確率は非常に低くて、数万台作ってようやく表面化するような話かと思われ、ホンダでも再現には苦労したものと想像する。 (トラブル解決は条件を与えて症状を再現させるのが第一歩、そうでないと対策が効いたかどうか確認できない)
立派だと思うのは、この手の動作を記録する構造が仕組まれているということで、それがなければ問題解析には更に時間がかかっただろう。
F1レーシングカーのエンジンの挙動を衛星回線を通じてホンダの本社で解析していた?なんていう話を思い出した。(真偽のほどは知らず)
クラッチペダルが2つ、シフトノブが2つなんていう、人間にはとても操作できないミッションの動きを思うとワクワクしてくる。 はやく車が来ないかな!
Posted at 2014/02/15 09:28:29 | |
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2014年02月11日
いろいろと調べたり考えたりしたことをメモ代わりに書いてみようと思います。
本日、購入手続きを済ませてきた。 3度目のリコール発表の翌日に行くというのも
なかなかシュールでよい。
調べてみると、くだんのDCTは、ハードウェアはホンダのトランスミッション製造ラインを流用、
ソフトウェアはドイツの会社に依頼、ということらしく、プロジェクトX的な香りにかけるのが
ちょっと残念だったりする。
結果的にはソフトウェアを外注して開発期間を短縮したのは良かったが、後になって
そのツケが回ってきた形になってしまったようだ。
ハード屋、とソフト屋がそれぞれの動作を理解するのにはとても時間がかかる。
(多くの場合、完全には理解されずに開発は終わる)
それを異なる企業で分担するのは簡単じゃないと思うのだが、ともすれば経済的な理由が
優先しがちな今日この頃だ。
ホンダの技術者も今回の問題の解析には相当苦労したに違いない。
既に車も携帯やTV、PCと同様にソフトウェアなしでは動作しない機械になってしまった。
IT機器に関してははソフトウェアに頼る大半の機械は100%の品質で出荷されることはまれで、
出荷してから修正ソフトを書きえるというのがあたりまえになっているのだが、車も
そうなりつつあるような気がしてならない。
そのうち車のエンジンを切ろうとすると
”ソフトウェアを更新しています、エンジンを切らないでください・・・”
なんてメッセージが出てくるのではないか!? そんな車にだけは乗りたくないなぁ・・・
Posted at 2014/02/11 18:35:58 | |
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