ロードスターの北海道ツーリング⑦
投稿日 : 2013年08月05日
1
この日は天気も大変よく、屈斜路湖が青く輝いていた。
屈斜路湖畔のキャンプ場でテントを張ることも考えたが、まだ昼の13時。
湖畔のベンチに座って今日の予定を考える。
摩周湖に行って、それから神の子池を見て、時間の限り南下しようと決めた。
2
霧の摩周湖というだけあって、摩周湖は濃い霧に覆われていた。
晴天の摩周湖を見ると婚期が遅れると言う噂話がある。
学生時代電車とバスを乗り継いでここに来た時は快晴の摩周湖を拝めた。
あれから数年。
順調に婚期を逃しているきらいがあるが(笑)、霧の摩周湖を見れたということは今回は…。
3
神の子池は深い山の中にある神秘の青い池である。
ヒグマ注意の看板の立ったダートを進むこと2km。
森の中にポツンと現れたこの池は、確かに神秘的な青い水をたたえていた。
水に少しだけ触れてみる。
ものすごく冷たかった。
この日は中標津まで走り、キャンプ泊。
4
中標津のキャンプ場は何かとツイていた。
テントを張るつもりだったが、たった500円ですでに張ってあるテントに泊まれるという。
そんな楽なことはない。喜んでその大きめのテントで寝る。
しかもすぐ近くに町が広がっているので買い出しは容易だし、温泉まであった。
翌日は少し早起きして知床を目指す。
広大な牧場の中の快走路を走る。
だが天気はこんな感じ。
5
知床横断道路に至るまでの道は小雨気味。
海を挟んで向こう側に見えるという国後島も拝めず。
知床横断道路に入る。
ここは峠道だと聞いていた。
確かに峠だが視界が10mもないような霧。
ヒグマも出ると言う。
しかも寒い。朝からこれでは先が思いやられる。
6
山頂のPAはほとんど視界ゼロ。
やけくそになって駐車場にいたライダーさんに
「いやー、絶好のツーリング日和っすね(笑)」
と話しかける。
お互いに苦笑い。
7
ところがどっこい。
PAを超え、ウトロ側に下っていくと快晴に!
さっきの写真から10分後の写真だが、まるで別世界。
北海道では、峠を越えると違う天気ということがこの時に関わらず何度もあった。
8
すかさず屋根を畳む。
ハーレー乗りが手を振ってくれた。
今日はツイてるぜ。
北海道に上陸して5日。やっと旅が軌道に乗ってきた感じがする。
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