ラリーアート強化ブレーキホース交換。

まず特殊工具をそろえてください。
フレアです。８×１０（必要）
　　　　　　９×１１（エア抜きであると便利位）

まずフロント側は、サスペンションに取り付けられている部分からブレーキホースを外します。

薄い凹形をした物を、ペンチかウォーターポンププライヤーなどで外します。

こんな状態にします。

まず１にフレアの１０ｍｍではさみます。
２をスパナではさみます。（写真よりも上の方です。）

そして、少しだけ１を緩ませます。（ほんの少し）

３の凹を取り外します。（２のように外す）

新しいホースを準備する。

そして１を緩めて外し、（外すと当然ブレーキフルードが漏れます。）すぐに新しいブレーキホースを逆の手順で取り付けます。

３の凹は、キャリパー側が済んでからでも良い。

次にキャリパー側の純正ホースを外します。
（フロント側の写真ありませんでしたので、リア側です。）

そして、新しいホースをねじれのない様にして、銅ワッシャーを新しくして、取り付けます。
ちゃんとキャリパー側は、ホースをはさむところがありますので、そこをホース通してください。

規定値で、締め付けます。

フロントは、サスペンションブラケットにホースの中間部分を取り付けます。
凹の部分は、木槌で、叩いて付けました。

リアは、ありませんので、これで終わりです。
（写真は、リア側です。）

さて、エア抜きですが、まずエンジンルームにあるブレーキフルードリザーバーに、こぼれない位にフルードを満タンにします。
エア抜きすると、すぐになくなるので、その前に継ぎ足して下さい。

ランエボは、右前のキャリパーから始めます。
ブレンボは、イン側アウト側にありますので、まずアウト側からエア抜きします。

当然スクリューにビニールホースをつなぎ、受け器など用意します。

スクリューをフレアの１１ｍｍで緩め、ブレーキを踏みます。何回も。（当然一人で出来ませんが。）

フルードが出たら、スクリューを一度締め、その状態で何回もブレーキ踏みます（３～４回）。

そして、ブレーキを踏んだ状態のまま、スクリューを緩め一瞬フルードを出します。すぐに締めます。

同様なことを小さな泡が抜けるまでします。

そして、今度は、イン側のエア抜きをします。

終わったら、左後ろのキャリパーのエア抜きをします。

そしてもう一度、右前をします。

次に、左前→右後ろ→左前
と言う順番です。

とっても大変ですね。
自分でされたこと無い人は、ここまで出来たら、最後は、ディーラーなのでお金を払って最終確認、エア抜きをされてください。

一番大事なのは、ブレーキフルードは、すぐに塗装の剥げや、金属の錆が発生しますので、こぼれた部分には、水かパーツクリーナーを思いっきりかけてください。