
今日のエボゴンは3人の御供。
今日は龍星の予防接種の日です。
「三種混合」予防接種です。
さて、今日の御題。
三本さんの発言には賛否両論あると思いますが、私自身は賛同している側ですので初めに断って置きます。
カービューを見ていたらタイトルの記事が目に入ったので、今日のブログにアップしました。
伝説の自動車番組「新車情報」を引退されて、現在76歳だったんですね。
御元気そう何よりです。
今はプリウスで、その前はプログレに乗っていらっしゃったんですね。
トヨタ車とは意外でした。
スバル辺りに乗っていらっしゃるのかと思ってました。
私は自動車免許を取ってから19年経ちますが、この人の番組から教わる事は多かったです。
三本さんのプリウスには理解出来ませんが、四駆のプログレには頷けます。
3ナンバーにしては誇張した大きさでも無いし、いい歳した小父さんが乗るには好感の持てる車です。
その記事から、三本語録を抜粋して以下に並べました。
途中に出て来る、新型デミオのダイエット云々の下りとか、一番最後に出て来るAピラー云々の下りは以前からも提唱されていましたが、Aピラーの下りなんかは私がコルトとの訣別を決心させたと言うか、全く同じ考えに到っていた事に驚いた言葉でした。私の場合は気付く迄に随分と時間を費やしましたが。
これからも、三本さんの様な人が自動車ジャーナリストとして活躍出来る場が備わった社会であって欲しいものです。
<以下は記事抜粋。>
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「これから日本の自動車もますます面白くなくなるねえ。当たりそうな自動車はみんなトヨタがやっちゃうし、1千万台も作るような国になっちゃうと面白い自動車なんか出てこないよ。いまはトヨタがひとり勝ちみたいになってるけど、ほんとはトヨタともうひとつどっかが大量生産を請け負って、あとのメーカーは60万台くらいでいいから真珠のように磨き上げた自動車と、安いけど絶対壊れないタフな自動車とか、そんな特徴ある自動車を作るようになるといいんだけどなあ。どこもかしこも同じような自動車作っていたんじゃ買うほうだってつまらないもんな」
「スバルなんかにはいつも言ってんの。お前さんのところは、どんなに頑張ったって80万台以上は作れないんだから、これが75万台になってもいいからみんなで意思統一して、6年くらいかけて1台の自動車をじっくり作ってみたらどうなんだいってね」
「トヨタってのはたいした会社だと思うよ。スバルを引き受ける時もGMにいくつか条件を出したそうだ。例えばアメリカにある(スバルといすゞの)工場を使わせてくれと。従業員はそのままで今はそこでカムリを作ってる。必要ならトヨタのエンジンやハイブリッドの技術も差し上げるけれど、スバルの縦置きに繋がるような駆動系はないよ、としっかり釘もさしたらしい。
ハイブリッドなんか、ホントはアイシンが作ったんだけどねえ(笑)。そういうとこもトヨタはまったくすごい。以前、アイシンがCVTの提案をトヨタにしたら『いいですね。でも高いですね』でおしまい。でも、しばらくしたらデンソーがCVT持ってきて、そっちのほうが安いからってそれで決めて、でももっと安くしろと詰め寄って、結局いまじゃCVTはトヨタ内製。散々ソトにやらせておいて、モノになったら部品だけ作らせて自分とこでつくっちまうんだからさあ。確かに安くてよく出来てるかもしれないけど、そうやってできたクルマが面白いわけないよなあ」
「スタートしたのは1977年。それまでずっとなんでテレビで自動車番組やらないのかって思ってたの。そんで自分で見よう見まねで台本みたいなもん書いて、最初はNHKに企画を持ち込んだ。大学の同期が編成にいたんでね。そしたらそいつが『こういうのぜひやりたいねえ。でもこれ固有名詞を出さないでできる?』って言うからできるわけねえだろって(笑)。自動車の名前出さずにできるわけないよな。しょうがないから次はTBSに行った。反応はよかったけどダメ。テレビの収入っていうのは食品と化粧品と自動車。つまり自動車が30%。そいつをクソミソに言う番組なんかできないよと。その頃、テレ朝で東京都の広報番組もやってたんだけど、テレ朝の知り合いがTVKに行った。ダメもとでそいつに台本を見せた。その頃のTVKは横浜市と神奈川県が資本出してたんで、自動車会社のスポンサーなんか取れなくてもいいっていうんだよね。それで、あっという間に決まっちゃったわけ。
でもやっぱりスポンサーがゼロって訳にはいかなかったんだけど、自動車メーカーには死んでも頼みたくなかった。結局、いつも自動車メーカーに厳しいこと言われてた部品メーカーが応援してくれることになったんだな。感謝してますよ。あの番組の影響なんかよく分からないけれど、少なくともジャーナリズムを貫くことはできたからね」
「マツダなんか最初からもっと自由にさせてやればよかったんだよなあ。フォードにようやく認められたのなんてつい数年前だろ。なかなかいいもんができたってんで、ボルボやフォードにもマツダのプラットフォームを使ってもらえるようになったんだから。胸張っていいと思うよ日本のメーカーも。マツダのデザインは日本のクルマ屋の中じゃあ一番マシだと思うね。新型のデミオは偉かった。モデルチェンジして小さくなったなんて自動車は最近見たことないからなあ。ミラーサイクルも復活したけど、よくミラーサイクルなんて覚えてたもんだ(笑)」
「ホンダは最近おもしろくねえなあ。ざっくばらんっていうか野性的なとこがなくなっちまった」
「プリウスの前はプログレの4駆に乗ってた。ありゃいいクルマだった。日本じゃあ高いクルマはデカイクルマ。高くても小さなクルマがあってもいいんじゃないかと思うねえ。これからどんどん高齢化していくし。年寄りは小さいけど安物に見えないクルマが欲しいんだよ。レクサスあたりがそういうのやりゃあいいんだよな」
「最近のクルマのAピラー、なんだいありゃ? 乗ろうとするたんびに頭ぶつけるよ。Aピラー倒したほうが空力に有利だなんて言うけどそんなことはないよな。肝心なのはヘッドライト周りの造形なんだから。その上Aピラーがあんなに寝てるもんだからボディの前端なんて見えやしない。停止線よりもずいぶん手前で止まってる自動車をよく見かけるけど、ありゃ要するに前が見えないからなんだな」
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Posted at 2007/11/24 14:23:17 | |
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