CUSCO CCピロボールアッパーマウント  

クスコのフロントピロボールアッパーマウントです。


名称はCCピロボールアッパーマウント。


頭のCCはたぶんキャンバー、キャスターのことだと思います。


このピロアッパーマウントにはキャンバーとキャスター調整機構がそれぞれ独立して搭載されています。


必要だと考えた理由は次の2点。


①走行後のタイヤは内側に比べ外側の発熱が大きくマイナスキャンバが足りていない状態
キャンバはキャンバボルトと元のピロアッパーでの調整でかなり付けてるので静止状態のキャンバ角だけでなくキャスター角でコーナリング中のマイナスキャンバを稼ぎたい。


②マイ86は何故か左右でキャスター角に差があり、左が少ないのが初期値
車高調交換後も数値のズレは変わらず。
記憶の範囲ではクラッシュ前からそうです。
時計回りのサーキットでは不利な方向？？
タイムに反映するかは別として気分的に左右差を無くしてスッキリしたい。


というわけで非調整でキャスターが付くピロアッパーマウントでは目的に足らず、左右それぞれ違うキャスター角に調整できることが必要。


まさに求めていた機能！


一応私がデメリットと思う部分も2つほど。


①ピロアッパーマウントとしては厚みがある
交換前に使用しているアッパーマウントの方が薄ければバンプストローク減少&車高は高くなる方向です。
場合によってはバネの長さの変更も必要になる事もあると思います。


②シンプルなアッパーマウントより重量が増える
構造が複雑になっている分致し方無しですね。


とはいえよく考えられた構造で機能の割に薄いし、重量増も許容範囲かなと思いました。


キャンバーとキャスターの調整が必要だと考えている人には良い選択の1つになるのではないかと思います。