ラゲージコンパートメントドアクッションNo.2取り付け

トランクに付くラゲージコンパートメントドアクッションNo.2というゴムのパーツ。

小さなパーツですがなかなかの働き者です(^^)
ウイングのダウンフォースにより走行中トランクは下方向に押されますが、その力をトランクの左右で受け止めてボディに伝えてくれます。
このパーツが無いと大半がトランク中央のトランクストライカ部分、残りはトランク回りのウエザストリップを介してボディに伝わる感じじゃないでしょうか。

ハネ付きの86には純正で装着されていると思いますがマイ86はGグレード。
このクッションが装着されておりません。

GTウイングを取り付けたのでそのダウンフォースを的確にボディへ伝えるために取り付けることにします。



年式により2種品番があります。

　SU003-01470　　24㎜　(最前期とか)
　SU003-04563　　26㎜　(前期の後半)

表記の長さはスポンジクッションを除いたゴム部分のみの全長です。

最前期86Gグレードなので当然ココに穴は開いておりません。
ドリルで穴を開けるにあたり、中心に印を付けます。
ホントはセンタポンチでしっかり凹みを付けた方が良いのですがマイナスドライバーでちょっと傷を付けた位で(^^;

下穴なので何ミリでも良いのですが3㎜使用率が高いです。
突き抜けてトランク表側に逆えくぼを作らないようにドリルの歯の先端5㎜以降のところにビニールテープをグルグル巻いてストッパーにした方が安全です。
写真が無いのは今回横着してやってないから(^^;

本穴の最終完成寸法は7㎜。
なので6.5㎜のドリルで穴を開けました。
貫通したあと軽くグリンとドリルの歯でバリを取る感じでさらいました。
で、切り口をきれいにしてぴったり7㎜になりました。

切り口はタッチペンで防錆処理しときました。

7㎜の穴に差し込むだけで取り付けは完了。

2種類ある内、長い方が付くのであればその方が力をボディにしっかり伝えられそうなのでとりあえず長い方を付けました。

トランクがちゃんと閉まらなければ外して短い方に変えなければいけませんがどうか……

結果長い方(SU003-04563)で問題なし！
最前期のマイ86にも年式新しい方の部品で取り付けることができました(^^)

ハネの大型化やゴムの劣化、変形を見越した全長の変更のようですね。

個体差によってはトランクの閉まりが悪くなるかもしれませんのでそこはご自身で判断してください！

トランクのヒンジのこの部分をドアクッションが押すようになっています。

ボディの強度のある部分を直接押せるのでなかなか効果的な作りですね(^^)

トランクを少し持ち上げているところ。
位置はバッチリです！