
ネモフィラ
(可愛いらしい森のものという意味)
ハゼリソウ科ネモフィラ属の一年草
和名・・瑠璃唐草
英名・・ベイビー・ブルー・アイズ
花言葉・・可憐
とっても可愛い花の便りが届きました。
はい。例によって、お友達のハル♪さんからです。
こちらではもっぱら花屋さんぐらいでしかなかなか見かけることは出来ませんが
一面のクリアブルーのネモフィラの丘は、すっごい綺麗ですね。
こんな綺麗な丘で、ずっと・・・・していたい気分。(笑)
ハル♪さんの「ひたち海浜公園のネモフィラ」
綺麗でしょ。
でもね、この可愛いお花には、こんな悲しいお話があるのです。
ネモフィラのお話
黄泉の国、冥府の扉は固く閉ざされていて、生命あるものは誰でも、
その扉をくぐることは許されませんでした。
その昔ギリシアで、冥府の入口の冷酷な扉の前で、若い女が青白く燃える地獄の焔に、
蒼ざめた顔をいっそう蒼くして、泣き伏した一輪の花となりました。
その訳は・・・・
二人は決して結ばれることの出来ない宿命でした。
でも男はその恋に自分の生命を賭けていました。
この恋さえ叶えば、死んでもよいと。
神はその純情にほだされて、その願いどおり二人を結すばせました。
しかし同時に男の誓いも忘れていませんでした。
願いが叶ったその夜、男は神に召されたのでした。
新妻は、訳も分からないまま、幽明はるかな冥府まで恋しい夫を訪ねていきました。
だが夫に逢うことはむろんのこと、その姿を見、その声を聞くことさえ許されなかったのです。
女はついに神に祈り、冥府の扉の前で一輪の花となりました。
それがネモフィラの花です。
Posted at 2008/05/22 01:09:26 | |
トラックバック(1) |
花便り | 日記