
←これが(笑)
通称「ひまわり銀河」と呼ばれるM63 (NGC5055)渦巻銀河です。
ちょうど今の時期20時頃、夜空の真上で咲いて(?)ます。
北斗七星の脇にあります。
と言っても肉眼で観るのは無理ですけどね。
なんたって2350万光年のかなたにあるからね。
距離は、これに9兆5千億キロ、かけてください(笑)
ここ数日、天気がいいおかげで星空が綺麗ですね。
日が沈みかけたら西の空を観て下さい。
金星と三日月がくっついて、いい感じですよ。
昨日は、流れ星を観ました。
夜中の1時頃かな。北の空に黄色くて大きな流れ星。
みずがめ座ηの流星かな?
一昨日は、20時過ぎに金星をかすめるように人工衛星がすごい明るさで通っていきました。
ちょうど沈んだ太陽に真正面に照らされて、一瞬、UFOかと思えるほど大きくてまぶしかったです。
夜空の星座たちは、
夕方には冬の星座がわずかに残っていて(こいぬ座とかふたご座とか)、
20時頃には、春の主役、おとめ座スピカ、うしかい座アルクトゥールスが、東の空に輝いてます。
スピカは純白色なので「真珠星」と呼ばれ、
アルクトゥールスはオレンジ色なので「麦星」、「ビール星」と呼ばれたりしてます。
この二つの星が、いわゆる「春の夫婦星」です。
真北に並ぶ北斗七星の柄を辿っていくとこの星たちにつながります。春の大曲線ですね。
この大曲線の終点には、からす座があります。
からすって、大昔には、黒じゃなくって銀色だったんですよ。おまけに人間の言葉もしゃべれたし。
あまりにも口が達者でついつい、いろんな告げ口なんかしちゃったものだから、神様に叱られて、
罰として、今のような真っ黒な身体にされ、しかも、カーカーとしか言えなくされてしまったとか。
夜更かしさんは、0時過ぎに南の夜空を観てください。
夏の主役、さそり座のアンタレスが、その真っ赤な姿を現します。
それこそ神話のように、さそりの心臓が燃えるような赤で。
そして東の空には、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座も、もう姿を現してます。
はくちょう座の先っぽにあるアルビデオは、二重星でそれぞれ、ルビー色サファイヤ色に輝いていることから天上のロミオとジュリエットとも呼ばれたりしてます。ロマンチックでしょ。
結婚式の準備がなかなか進行できなくて、ちょっとイラついてる人も、
あやゆく人身事故を起こしそうになって落ち込んでる人も、
手抜きランチでカップめんしか食べてない人も、
おかまのジョーさんとラブラブな噂を立てられてる(笑)人も、
ちょっと気分を変えて、一息つきましょう。夜空を見上げて。
星たちは、いつでもあなたたちに頭上で輝いていますよ。
いつだって。
Posted at 2010/05/17 19:01:25 | |
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夜空への誘い | 日記