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ジョークールのブログ一覧

2012年04月30日 イイね!

5万年後のどこかの星の下で

ライブの後、星を眺めに車を走らせました。
お気に入りの場所です。
広がる夜空には、春の星座がいっぱいキラキラと輝いていました。

その中でもひときわ、綺麗に瞬く2つの星。
オレンジに輝くのは、うしかい座のアークトゥルスと、純白に輝く、おとめ座スピカ。
スピカはその美しさから、「真珠星」とも呼ばれています。

そして、ご存知でしょうか?
スピカに想いをよせるアークトゥルスは、
1年間で2.282秒角、1570年で1度(満月の見かけの直径の2倍)、
秒速にしておよそ140キロ、時速では50万キロの猛スピードの固有運動で、
スピカの元へと夜空を疾走しているんです。
そう、いつかスピカに逢いたいがために。
そのいつかとは、推定約5万年後・・・・・・・・






                私たちは再びめぐり逢うだろう
                運命と呼ぶにはさりげなく
                誰の力も借りず
                何の力も借りずに
                まるで自然の出来事のように
                けれどそれは、137億年前から用意されていたこと

                私たちは再びめぐり逢うだろう
                宇宙の中のとてもわずかな一点で
                二人の力が瞬時に釣り合い
                どちからともなく歩みより
                無数の煌く星々の間で
                また再び言葉を交わし始めるだろう

                5万年後のどこかの星の下で
















  元気でね。またどこかの星空の下で会えることを信じています。
  たとえそれが5万年後であったとしても・・・・・・

































Posted at 2012/04/30 02:00:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 夜空への想い | 日記
2012年04月29日 イイね!

ラスト・ライブ

ラスト・ライブ昨日の夜、ディナーライブを聴きにいきました。
岡崎の南にある幸田町の「カフェ スクルージ」という喫茶店です。
20人も入ればいっぱいになる、こじんまりとした家庭的な
お店です。

昨夜のライブは、
フルートと時々サックス、そしてピアノのお2人の女性によるライブでした。
お客さんに子供もいたので、ジブリのアニメの曲や、
お2人の尊敬されている「やなせななさん」の楽曲など、
お食事タイムをはさんで、約2時間。
すごく和やかで癒されるひとときを過ごすことができました。


お料理



ディナーといっても、地元の家族連れの方や、奏者の方のお友達が主だったので、
お料理もこんなかんじのカジュアルなものでした。
そう、これなら小さなお子さんでもいただけるしね。
もちろん、食事の後には、ケーキとアイスのデザートもありましたよ。


後半に入って、フルートとサックスを担当された方から、
今回のこのライブのミュージックチャージの一部を、カンボジアの小学校に保健室を作るために
寄付したいとの申し出がありました。
以前、カンボジアに行かれた際、カンボジアの小学校には、子供たちの健康を看るための
保健室もなく、そこで勤めてるボランティアの方々も大変困っておられるとのこと。
だから、少しずつでもその活動に役立てたいとのことでした。
すごくいいお話で、感銘しました。




素敵なライブでした。
フルートとサックスを演奏された方(お名前、忘れちゃった。ごめんなさい。)
そして、ピアノを演奏された、ぴよえさん、素敵なひとときをありがとうございました。
これからのご活躍を心から期待しています。


おまけ画像



ここにも、スヌーピーがいる(笑)





そして・・・・・・











Posted at 2012/04/29 21:11:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月23日 イイね!

火曜サスペンスドラマ

ひどい土砂降りだった。
トリはまるでドブネズミのような有様で店に駆け込んだ。
金曜日の夜だというのに客はまばらだった。
とにかくこの雨さえ凌げればと思って駆け込んだ店だったがちょっと場違いな雰囲気の店だった。

カウンターのスツールにどっかと腰をかけると初老のバーテンがタオルを持ってきた。
「これで拭きな。」
バーテンはぶっきらぼうにタオルをトリに差し出した。

店は雑居ビルの地下にあった。
薄暗い店内にはピアノが置いてあった。
生演奏でもするのか?
そう言えば店の名前すら見てなかった。
マッチがあった。
「BAR夢の中」
それがこの店の名前だった。

「お客さん、何にされます?」
バーテンが声をかけた。
「じゃ水割りを。」
トリはあらためて店内を見回した。
カウンターの上の酒棚にはかなりの種類の酒が並んでる。
大半が見たこともない洋酒の瓶だった。
装飾はほとんどない一見味のない感じだったがかえってそれがこの店の何かを独特の落ち着きを
覚えさせるような雰囲気だ。悪くない。

紫色の煙が流れてきた。カウンターの奥に男が一人。
ワイルド・ターキーの瓶が傍らに置いてある。

しばらくすると照明が変わった。
黒いシックなドレスを着た女が譜面らしきもの持って現れた。
ピアノを弾くのか?トリは女の顔を見た。

バーテンの貸してくれたタオルで眼鏡を拭きながら
水割りをぐっと飲み込む。
そんなトリにも目もくれず、ドレスの女性はピアノを弾き始めた。
スローなジャズだ。
トリには何の曲かも解らない。でも何か悲しい音色だ。
心なしかドレスの女性の表情も少し曇りがちに思えた。

「マスター。あの女性の名前は?」

「キトリさんです」

「キトリ?変な名前ですね。本名なの?」

バーテンはその問いには答えなかった。

しばしそのキトリと言う名の女性のピアノに聴き入ったトリは何故かその女性に
興味を惹かれている自分に気が付いた。

カウンターの奥の例のバーボンを飲んでいた客が何か小声でバーテンと話している。
なにやら彼女のことらしい。

何だろう?

歯車は静かにそしてゆっくりとすでに動き始めていた。




この国産のスポーツカーと付き合い始めて3年は経つ。
最初は飼いならすまでちょっと手間取ったが、要は簡単なことだった。
時々アクセルを目一杯踏み込んでやればいいことだった。
走りたがって車には、ただ走らせてやればいい。ただそれだけのことだった。
男は湾岸道路を陽の沈む方へと走らせていた。
目的があって走っているのではない。
一仕事終えた後は、いつも決まって、このオープンカーと風を感じに行く。それが習慣だった。

つまらない詩だ。
男は気まぐれに街で詩を書いている。
ただ男は、いつも決まりきった詩を書くことに壁壁としていた。

海辺に立ち、煙草を咥えた。
すでに夕方近くになり、陽の光が斜めから海面を照らし出していた。
キトリはまだ寝ているのだろうか?
とにかくよく寝る女だ。
バーでピアノを弾く。酒を飲む。煙草を吸う。それ以外は寝ている。
不思議な女だ。と言っても男から見れば、キトリはまだ女とは呼べない、ただの小娘だ。
昨日の晩のような土砂降りの雨の中、キトリはずぶ濡れになって震えていた。
子猫を拾うように男は、女を拾った。ただそれだけのことだった。
あれから数ヶ月。キトリは男のマンションに居ついている。

海面に石を投げ込む。波紋が広がる。
さすがにこの時期の海に来る人間はいない。全てを拒絶するかのような荒々しい海。
あと数時間でやがてまた深い闇の夜が訪れるのだ。

足元の砂に煙草を押し込み、男は再び車に乗り込んだ。
ビーグル犬のジョー。それが男の名前だった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・(結末)・・・・・・・・・・・・





丸くて黒いサングラスをはめ、不適な笑みを浮かべながら尻尾を振り降りしている
ビーグル犬のジョーは、ずぶ濡れのキトリに向かって、冷たく言い放した。

「イトーのカレーでも食べに行く?」

「やめて!やめてーっ!!カレーだけは勘弁してー!!!」

2人しか居ない海には、キトリの断末魔の様な叫びが響き渡った。


                             ~終わり~




お友達のブログで、火曜サスペンスごっこ(結末だけ)をやっていたので、
出だしの部分を勝手に創作してみました。
ご本人たちの了承を得ていないので、全文は書けませんが、最後の2行だけはちょっと拝借。
許してね(笑)

さて、この中略の部分には、どんなストーリーが展開されたのでしょう?
私にも分かりません・・・・・(爆)













.

Posted at 2012/04/23 02:12:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月17日 イイね!

おみやげをもらいました

おみやげをもらいました「小倉日記」という北九州の銘菓です。
ミニ・バームクーヘンみたいの。
おいしかったです。

これをくださった方は、みん友さんのトリさん。
日曜日に、わざわざ、私に会いに来たい!
とのことで、
はるばる、北九州から!
夜行バス!に揺られて来てくれました~。

初対面とは思えないほど、むしろ、昔の友達に久しぶりに再会したような感じで
いろいろとお話しました。
音楽のこととか、ギターのこととか、北九州のこととか、名古屋や三河のこととか、みんカラのことか。


そうそう、トリさんは、北九州でギター弾いてんですよ。
トリさんのライブの模様は、こちら。
ぜひ、聴きにいってください。


トリさん、短い時間ですが、楽しかったですよ~。
帰り際に握手をしましたが、ほんとは、ハグしたかった(笑)


って、今回来てくれた目的は、私に会いに来たかった!で、
よかったですよね?(笑)





Posted at 2012/04/17 01:02:33 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月08日 イイね!

きさらぎの望月のころ

きさらぎの望月のころ願わくば花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ

                         ~西行~


今日は満月でした。
明るい月が煌々と夜空を照らしていましたね。

さて、今やっている大河ドラマでも登場していました佐藤義清、後の西行が歌ったこの和歌の
「きさらぎの望月」とはいつのことでしょう?

「きさらぎ」は旧暦の2月。 今で言う3月中旬から4月上旬。
「望月」は、月の暦の名前で言う「十五夜」のこと。
天文学的名称の「満月」とは、少し違いますが、「望月のころ」と断定はしていないので、
きっと今夜の月のように、明るくて真丸い月のころだったのでしょう。
そして「花」とは、「桜」のこと。
場所は吉野山。
ただ、西行の時代には、まだ「ソメイヨシノ」はなかったので、おそらく「山桜」のことでしょう。
吉野の山奥では山桜が咲き出すのも、そんなには早くなかったでしょう。

これらをまとめて考えると、西行は、今夜の月をみて、
この和歌を歌ったのかもしれませんね。
あくまで推測ですが。

いずれにしても、月下でみる桜は、きっと幽玄で美しいものだったのでしょう。
名古屋の桜は、まだ五分咲きくらいかな。


ところで、今夜は、月のすぐそばで、土星が見えました。
月があまりにも明るすぎて、はっきりとは見えませんが、手のひらで月を覆うようにして見れば
肉眼でも見ることができますよ。
今、土星は、「おとめ座・スピカ」のすぐそばに来ています。
ほぼ天頂にある「北斗七星」のカーブを東の空まで、ぐーんと伸ばせば、赤い星「アルクトゥーラス」を経て「スピカ」にたどりつきます。
そのそばに、ポツンと浮かんでるのが土星。見つけてくださいね。

夜半、西の空には、真っ赤な火星も見えます。
そして、日没後の西の空には、一際明るく輝く金星。いわゆる「宵の明星」ですね。
この金星、今月末には、-4.5等の最大光度となります。
すっごく明るくてキラキラ輝くことでしょうね。

桜の季節の夜空もまた、綺麗なものですよ。
一緒に夜桜と星でも見に行しません?(笑)

Posted at 2012/04/08 02:21:45 | コメント(8) | トラックバック(0) | 夜空への想い | 日記

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