
朝の雨の後、すごい強風の一日でしたが
夜になって、雲も風で流されて、新暦の七夕の日には
めずらしく、夜には星空が広がりました。
天の川はさすがに見れませんでしたが
織姫星、彦星それに白鳥座と七夕の舞台には
欠かせない星たちもはっきりと見ることができました。
で、もう一つの重要な脇役の月はと言えば・・・・・
あ~、やっぱ上弦の月じゃなく、満月から少し欠けた居待ちの月でしたあ~。
これでは丸すぎて、彦星さんも安定しないね(笑)
なぜなら、彦星さんは、上弦の月を舟にして天の川を渡るからです。
<七夕の日の定義>
太陽黄経が150度になる瞬間を含む日か、それよりも前で、
この日に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日。
これが、国立天文台も推奨する七夕の日の定義です。
太陽黄経が150度になる瞬間とは、
天の赤道と黄道(太陽の通り道)は2点で交わっています。
その2点とは0度と180度で、0度が春分点。180度が秋分点。
最も離れるのが、90度と120度で、これが夏至、冬至になります。
すなわち、春分、秋分の日は、真東から太陽が昇り、真西に太陽が沈むということになります。
これに対して、夏至、冬至は、太陽の昇り口、沈み口が最も真東から遠かったり、
真西から遠くなったりするので、日が長くなったり短くなったりするのです。
さて、150度となるとどれくらいでしょうか?
古来、中国ではこの360度を一年とし、それを24分割してそれぞれにその季節にあった名前を
つけています。
それが、二十四節気というものであって、春分、夏至、秋分、冬至であり、立春、立秋といたものも
それになります。
その二十四節気では、150度の時を「処暑(しょしょ)」と名づけています。
処暑とは、立秋も過ぎ、暑さも和らぎ幾分涼しさを感じる頃のことで、新暦では8月中旬から後半
くらいにあたります。
さてここからが本題(笑)
今年の150度(処暑)は、暦では8月23日。
この日かその前の朔(新月)は、8月18日。
そこから数えて7日目は、8月24日。つまり今年の伝統的な七夕の日は、8月24日ということです。
なぜ朔から7日目というと、7日目には、月が上弦の月になるからです。
今日の月のところで書きましたが、七夕の舞台には、上弦の月が欠かせないからです。
ということで、先の告知通り今年は、8月24日に七夕を私はしたいと思っているわけですが・・・・
もうそのころには、誰も七夕気分じゃなかったりして・・・・・(汗
と、長々と書きましたが、簡単に言うと旧暦の7月7日が新暦の8月24日だと言うことです(苦笑)
ま、この頃だと、夜空も澄んで、今日以上に素敵な七夕の星たちが見れるでしょう。
天気だったらね(笑)
しかし、子供たちにとっては、やっぱり7月7日が七夕さま。
施設の子供たちは、一生懸命、短冊を書いていました。
その中の一枚。私宛です。
ちょっと照れますね(笑)
あ、みんなからの短冊は、随時受け付けていますので、8月24日までには、提出してくださいね。
そして、
七夕をいつするかは別として、短冊に込められたみんなの願い、想いが、きっと叶えられることを
心から願ってます。
Posted at 2012/07/08 01:39:45 | |
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