
今夜の月、観ましたか?
満月前夜の月の横に、赤っぽい星が。
はい、火星ですね。
今、火星が2年2ヶ月ぶりに地球に接近しています。
その距離、約9200万km。
まあ、小接近ですけどね。
大接近は、次の次、2018年7月31日で
約5800万kmまで近づきます。これは見応えあるでしょうね。
で、気づいたんですけど、14日は月曜日。
15日は、火曜日。
ははは。見事に、月曜日から火曜日にかけての月と火星のランデブーですね。
で、火星は地球の隣の星なんですが、
青い惑星、地球に対して、火星は赤い惑星と言われてます。
隣同士なのに、真逆ですね。
何故って?まあ、それは一言で言えないので、自分で調べてください(笑)
赤い惑星火星は、日本では、「螢惑・ほのおぼし」「災い星」「夏日星・なつひぼし」とか言います。
日本では、不気味で赤いその色が、人を惑わすと考えたみたいですね。
そして、「西郷星・さいごうぼし」。これも火星の和名です。
1877年(明治10年)、9月3日。
火星が地球に大接近して、その明るさはなんとマイナス2・5等星級。
明けの明星、宵の明星の金星がマイナス4等星くらいなので、これはかなり明るい。
ましてや、こんなに明るくて真っ赤な星が不気味に夜空に輝いていたら・・・・・・
西郷隆盛は、それから数日後、戦に破れ自刃しました。
このことから、「西郷隆盛は死んで星になった」と言われ、火星を「西郷星」と呼ぶようになったとか。
そしてその年の11月。
今度は土星がマイナス0・5等星の明るさで火星にくっ付くぐらいに近づいたことから、
土星を「桐野星・きりのぼし」と呼んだそうです。
桐野利秋。改名前の名前は、中村半次郎。通称、人斬り半次郎。
西郷軍の司令官であり西郷と共に西南戦争で戦い死んだ薩摩藩士です。
ちょっとマニアックになってしまったので、
気を取り直して綺麗な動画があったので貼っておきますね。
火星の夕陽です。
青い夕陽もとってもロマンチックですね。
と言っても、火星に行きたいとは思いませんが(苦笑)
さて、15日の満月は、皆既月食。
でもこっちの方では月が上る前に、月食は終わってしまうみたい。
岩手とか山形に住んでる方、そっちなら部分月食なら見えると思うので、かわりに見ておいてね~。
Posted at 2014/04/15 02:37:30 | |
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