６２３＠独游のブログ一覧

老舗と呼ばれる目安は某データバンクの定義では創業30年だそうですが、感覚的にはかなり短い気がします
日本には創業百年を超えて継続し、ここまでくると流石に伝統ある、まさに「老舗」って気になる法人もありますが･･･
裏を返せば、同じ企業が100年を超えて継続することは本当に難しいってことではないのでしょうか?

と、長い前振りはこの位で、ここから本題 (^_^;)
最長が30年の米国債の世界で、償還期限が100年の債券発行が議論されているというニュースを見ました
何ゆえ今時分？という疑問は当然ありますが、それでは面白くないのでチョット展開～♪

この100年の米国債、元本返済と利払いを後半の50年に行う仕組みで考えられているとか？
こうするメリットは当然あるようで、現状でそれが受け入れられるかどうかは興味深いですが・・・
ものの本では、民間では米ウォルト・ディズニーが実際に100年債を発行してるようです！
さらに・・・
今話題の米自動車大手のうちの一社も、1997年に100年債を数億ドル分を販売したそうで、その時は7％超える高利回りが付いて人気が集まり、販売開始後あっという間に売り切れたそうですが･･･
業績悪化　→　株価下落　→　格付け低下　→　社債利回り上昇となるのが普通だと思うので、比較的安全な投資と言われる社債も、その発行体が･･･となると話が・・・ (;^_^ A
ただ、現在米ビッグスリー（自動車大手３社）に150億ドル規模の運転資金を提供する、所謂「つなぎ融資法案」の検討が米国で行われてて、今日明日にも可決されるらしいですが、この100年債を発行した社は同じBig3の中でも目先の手元資金の流動性に問題がないとのことで、政府にこの短期的な「つなぎ融資」を求めない方針だとか？
であれば、この社債の（直接・間接）保有者もひとまず安心です・・・よね？（謎）

「麦藁帽子は冬に買え！」という言葉があり、この顛末にとても興味があるのですけど・・・
如何せん、ちょっと先のはなし過ぎますね～　(°O° ;) オドロキ！