
振動で落ちそうなファンネルを気にしつつ、ハンチング対策もあるため帰路を急いだのですが・・・・
メーター不動のコロナなので、巡航領域のマップ修正のために竹さんにメータ読みの速度を伝えていると、「次、止ってください!」と普通に言うので、さっき止まったばかりなのに?と思いつつピットイン体制に入ります
振り返ると既にかなりの徐行運転状態になっており、コロナ様、御一行様状態で煽られまくってます(汗)
ペースを合わせつつ、一足先にすぐ次のSAに入り、一番入り口に近い駐車スペースでコロナ様を待ちます
暫くすると・・・
「キュル キュル キュル~」
と豪快な音を発生しつつ、元気なくコロナ様がSAに入ってこられました(汗)
話を聞くと、止まるきっかけはこのキュルキュル音ではなく、かなり大きな音を立てて何かがフロアを叩いていったので、何か落ちたらしいから・・・とのことでした
その後この音がし始めたようです
早速ボンネットを開け、音源であろうオルタのベルトを触ると・・・テンションゼロ(>_<)
で、よく見ると・・・オルタの下側の長いボルトが見当たりません(汗)
どうやらオルタ下側の長いボルトが落ち、フロアに当たって音がしたようなので、それは大きな音だったと思います
これがきっかけで本来調整の役割の上側のボルトのみでとまる形となり、下側が動いてベルトが緩んだ結果、音が出始めたようです
ただ・・・
音以上にいやな予感がしつつ、オルタの上のボルトにメガネをかけると・・・
「ポロッ」と、力なく、折れたボルトの頭が落ちました(滝汗)
カム交換とその後のセッティングで高回転を使用するようになり、これまで以上に負担がかかったせいかもしれませんが・・・
というか、モビタでの走行終了まで何事もなかったコロナ様・・・
その後、突如牙を剥き始めました(汗)
走行終了後ここに来るまで、距離にして僅か数十キロ
時間にして小一時間の移動なんですけど・・・
この短い間に怒涛のトラブルラッシュ(汗)
と、評論家気分でコロナ様の異変の究明やオルタトラブルの原因解明前に、まずは自走出来るようにしなければなりません(滝汗)
しかし、私の元に嫁ぐことの決まったコロナ様からは、その準備を兼ねて要らないものはほとんど竹さんが降ろしてくれていたので、コロナ様の中には私と共に上京する予定の
タイヤばかり です
そうはいっても、取り敢えずオルタを取り外し、解決の糸口を探します
カプラーと配線1本だけなのであっという間ですが(爆)
辛うじてあるのは、エルグランドに積んであった僅かばかりのボルト類(汗)
当然、オルタ下側にあうような長いボルトは見つからず・・・
また、折れたテンション調整用のボルトを抜くような道具もあるはずもなく(汗汗)
手持ちの道具で何とかならないか、あれこれ試すものの・・・
最悪、高速牽引も覚悟しました(;^_^A アセアセ・・・
その時、突如浮かんだのが
この方 のブログでした
その内容を必死に思い出しつつ竹さんに説明し、そこからはおっさん二人で知恵を絞りつつ、手元にあるものを並べ、「あれはこうして、それはああして・・・」と試行錯誤を繰り返すこと数十分・・・
僕らにも出来た♪
段々暗くなり始めた頃に、見た目は何とかベルトも張れた感じになり、上手くいくかもしれんばい!という状況までなんとか辿り着きました
これで駄目なら牽引しかないね~と覚悟しつつ、緊張の再始動したところ・・・
「キュキュ ブウォン♪」とごく普通に始動!
Engを早く止めたい衝動に駆られつつ、確認のために超ビビリながらも暫くアイドリングで様子を見ますが・・・
完璧っす!(多分) これなら帰れるバイ!!
~ 閑話休題 ~
と、ここまでやって、ふと我に戻って気がついたのが・・・
自分の井出達でした
空路の遠征で荷物が少なかったので、服装は普段着ですが、予想外に暑かったせいで・・・
下はジーンズながら上は・・・ヘインズならまだしも、
グンゼの白の肌着(汗)
しかも腰が痛いので、
白の肌着の上からコルセット(滝汗)
突っ込まれて言い訳するならば、勘違いした菅原文太さんじゃけんの~って感じでしょうか?
<かなり無理(汗)
この格好で、休日割引真っ最中の巨大SA
本線からSAに入った直後の駐車スペース
コロナ様と格闘する私と竹さん・・・
満車に近いのに、どうりで誰も近くに止めないはずです(自爆)
と、やや話が横道にそれましたが、出発を決断してからは、即Eng切ってソソクサと片づけ、速攻で、だけどゆっくりと自走で帰路に着き、何とか無事に竹さん亭まで帰り着きました
コロナ様から降りる時の竹さんの疲れ具合・・・半端なかったです
もしかしたら、自分を手放し、情けない私に嫁がせる竹さんへの、コロナ様の最後のお怒り?反抗??だったのかもしれません
何せ、高速を25kmほど走ってやっと無事に一般道におり、ここからなら牽引も楽勝♪と安心した瞬間・・・
忘れていたハンチングが起こり、信号待ちのたびに
「ウァン! ウァン!ウァン!ウァン!ウァン!ウァン!ウァン!ウァン!ウァン!」
と神の足さばき以外では再現不能な高速レーシング(汗)
ただでさえ目立つコロナ様ですので、信号待ちで周りを威嚇し続けるかのような、排圧の高いハンチングは、一般人には理解の及ばないもののようです
ちょっと大きいけど、いたって普通に見える運転手にも拘らず、普通にゾッキ~走りに見えたのかも知れません
ある交差点で止まったときは、外から聞こえるコールに反応したのかは不明ですが・・・
かつては「レディース」だったか不明な商店のおば様と思しき方が、様子を見ようと外に出かけたのを、それを制止するご主人と思しきおじ様・・・
コロナ様の背後のエルグラのシートからは、このようなご夫婦のやり取りがつぶさに見て取れました(笑)
そうこうしながらもコロナ様の最後の試練?に耐える竹さんでしたが・・・
自宅まであと少しの地点で、いよいよ最後の試練が・・・
そこは片側一車線の道ですが、悪いことに「国家権力の皆様の集会所」前の信号に引っかかってしまいました・・・
赤に変わる信号・・・
アイドル状態に近づくコロナ様・・・
直後ハンチングモードに入り、その場で1分近く、ひたすらにレーシングを続けるコロナ様と、車内に佇む竹さん(汗)
それをエルグランドの運転席の高いところから見下ろすのは私ですが、コロナ様からは見えない、壁の反対の集会所の玄関前には・・・
出陣前?なのか玄関に横付けされた白黒車両と、その横を歩くスタッフ数名・・・
程なく信号が変わり鉢合わせはなかったものの、あと数十秒信号が変わらないか、スタッフの出陣が少しでも早ければ・・・
目の前で超高速レーシングを続けるコロナ様と、スタッフ車両がご対面でした
最悪のシナリオは避けられたものの・・・
両者の動きがリアルタイムで見えた私はかなりドキドキしてしまいました
竹さん、本当にスンマセンでした&運転お疲れ様でした m(__)m
こうしてコロナ様の九州&モビタ大好き宣言と、竹さんへの八つ当たり?は終わりましたが・・・
コロナ様の私への反抗は、ここから始まるのでした(汗)
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其四へ続く ~~~