りんごちゃんが亡くなりました。
2006年12月5日にウチに来てから、
ちょうど2年。
ハムスターの寿命としては平均的でしょうか。
でも、やっぱり悲しいです。
10月には
こんなこともあって、
ちゃんと治ったんですが、
最近やせてきていて、心配をしていました。
そして、異常に気付いたのは火曜日。
喉のところにパチンコ玉ほどの「おでき」ができていました。
触るとコリコリ固く、でも痛がる様子はありません。
以前飼っていたコに同じ症状が出たことがあったので、
なんなのかすぐにわかりました・・・・
ガン、です。
翌日、獣医さんに連れて行って検査をしてもらいました。
注射針で細胞を採取して、簡単な組織検査をしてもらったところ、
膿などはなく、破壊された状態の細胞が見える、
おそらく悪性腫瘍でしょう、とのこと。
りんごちゃんの年齢を考えると、
そのまま無視して飼い続けるという選択肢もありましたが、
ガンのせいで喉が詰まっているのか、食が細くなっていて、
大好物のチーズボーロを食べなくなっていたので、
せめて食べれるようになれば・・・・
と一縷の望みを託し、今日の手術をお願いしました。
でも、身体が麻酔に耐え切れなかったようです。
ガンはびっくりするぐらい綺麗に取ってもらえましたが、
りんごちゃんが目覚めることはありませんでした。
切除したガン細胞を顕微鏡で見せてもらったところ、
ひとつの細胞の中に3つも核のある細胞があったり、
明らかに形の異常な細胞があったりと、
素人のさくらさくでもおかしいのがわかるくらい、
ガンが進行していたということがわかりました。
りんごちゃんが、一生懸命戦っていたということも。
手術をしてもらったことは、後悔していません。
火曜日にパチンコ玉大だった腫瘍が、
数日で親指のアタマぐらいまで成長していたことから考えても、
放置して飼い続けても何週間も長くは生きられなかったことでしょう。
獣医さんも、手を尽くしてくださったのだと思います。
麻酔から醒めることなく逝ったとはいえ、
いまにも起きておねだりをしてくれるんじゃないかと思うくらい、
いつもと同じ顔をして眠っているのも、
りんごちゃんの寿命を使い果たして亡くなったからではないかと思いたいです。
でも、もっと早く気付いてあげられたのではないか、
シグナルを発していたのではないか、と、
そう思うと、やはりつらいです。
野生に近い動物ほど、弱っているところは見せないし、
痛い、苦しいと態度に表さないことを知っていても・・・・。
いま、家にはくるみちゃんが残っていて、
いつもと同じようにおねだりをしています。
それが、せめてもの慰めでしょうか。
りんごちゃんは、明朝、
いままで飼ってきたコたちと同じように土に還そうと思います。
2年間、一生懸命生きてくれて、ありがとう。
Posted at 2008/12/12 22:48:44 | |
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ハムスター | 日記