
ゲルハルト・オピッツ演奏の、
ベートーヴェン4大ソナタ、
聴いてきました~
思い入れの強さもあり、
いちばんよかったのは、
やっぱり「熱情」です

が、意外とよかったのは「テンペスト」。
オピッツの演奏、初めて聴いたんですが、
余韻の残し方がいいですね

CDでは無理な部分だと思いますが、
空気の振動がすーっと消えていく、
そしてピアニストの息がふっと抜ける、
その感じがなんとも

ライブっていいなぁ、って思いました。
演奏は、下馬評通りカッチリした感じ。
早いパッセージになっても乱れがなく、
ミスタッチも少ないので、安心して聴けます
さくらさくの場合、
聴き慣れてるのがホロヴィッツだったり、
アルゲリッチだったりと、個性的な弾き方のピアニストさんが多いので、
(強烈ともいう……

)
その点、いささか物足りなくもあるのですが、
逆に、これが正統派の演奏なんです

という主張もある気がしました。
あとは好みの問題ですしね
でも、アンコールがなかったのはガッカリ

ライブって、半分これが楽しみで行くんですが、
調子が悪かったのか、聴衆が気に入らなかったのか、
(蹴り飛ばしたいくらい、マナーの悪い人もいましたしね)
はたまた、電車の時間の関係なのか?
わかりませんが。
プログラム自体はよかったので、
とりあえず満足ですが
明日はシンフォニーホールで同じプロのようです。
もしかすると、みんカラに聴きに行かれる方が?
なんて思わないでもないんですが
次は、久々にオーケストラ聴きに行きたいところですが、
なかなか好みのプログラムが

難しいところです。

Posted at 2006/12/09 18:41:16 | |
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