
久々に演劇を観に、名古屋へ。
歌舞伎とミュージカル以外の演劇には、
これまであまり縁がなく、3回目。
うち1本はシェイクスピアの「ハムレット」で、
もう1本は三島由紀夫の「卒塔婆小町」。
今日はシェイクスピアの「トロイラスとクレシダ」なので、
2/3シェイクスピアじゃ~ん

という感じですが、
今回は原作よりも蜷川幸雄演出が目当て。
とくにこの舞台は、すべて男性による、
シェイクスピアの悲劇ということで、
普段歌舞伎を見慣れてるだけに、
どのように見せるのか?興味津々でした
今回は、なんの予備知識もなく、
いきなり観に行きましたが、
ストーリー的にいうと、ちょっと尻切れトンボ感が……
大概大団円で終わる歌舞伎と現代演劇の違いかもしれませんが、
えっ、終わっちゃうの

って感じ

シェイクスピア劇らしいレトリックも、
いささか馴染めなかったかな~。
でも、やっぱり生の舞台は楽しく

役者さん同士の呼吸が伝わってきたり、
客席まで舞台の一部に巻き込む演出で、
ドラマの真っ只中にいるような気分になれたりと、
ライブはいいな~

って思いました。
役者さんがズッコケちゃうのもまた良し。
どんなによく出来た映画でも、この感じは出せませんね。
オール男性のキャストについては、
普段が普段なのであまり違和感を感じず。
でも女形さんほどキレイではないので、
ちょっとニューハーフっぽい?とは思いましたが、
歌舞伎も宝塚も今回のも、「こういうもんだ」と、
アタマの中で素直に処理されてるみたいです。
また、今日は舞台がハネた後で、
主役2人によるトークショーがあり、
こちらもとても楽しめました
まだまだ行きたい舞台やリサイタルがあるので、
次は何を観に行こうかと

考えるのも楽しいですね


Posted at 2012/09/29 22:36:06 | |
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