
本日は、エル・タヒン遺跡へ。
日本でいえば平安時代ぐらいに作られたらしい、
でもまだまだ謎の多い・・・・
というか、発掘自体も30%くらいしか進んでいないといわれる、
やっぱり誰が作ったかすらわからない遺跡です。
世界遺産に指定されている遺跡の中でも、
ちょっと離れた場所にあるので、
訪れるツアーはとても少ないところですが、
今日は地元の小学生の遠足で大賑わい。
東洋人を見ることはとても少ないのだそうで、
「一緒に写真を撮って」とか、
「どこから来たの?」とか、
はにかみながらも興味津々に話しかけてくるのが、
なんとも微笑ましい感じ。
昔、修学旅行で東京に行ったとき、
「外国人に英語で話しかける」という課題が出されましたが、
こんな感じだったのかなぁ・・・・とか(^^;
さて、この遺跡の目玉は、
なんといっても壁龕のピラミッド!!
他の遺跡のピラミッドとは一線を画す、
インパクトのあるスタイルです。
「壁龕(へきがん)」と呼ばれる窓状の飾りが、
365個あるのは偶然なのか、どうなのか・・・・。
偶然でないとしたら、
天体観測の技術がかなり高かったことになりますね。
他のピラミッドも、
なかなか個性的な感じ。
また、球戯場に残されているレリーフも綺麗♪
ちょっとおどろおどろしいのもあるけど(^^;
球技の勝者(もしくは敗者)の胸を黒曜石のナイフで切り裂いて、
生きたままの心臓を捧げたのだとか。
聞くだけで痛そう・・・・。
ここのピラミッドやレリーフも、
元々は赤を中心とした色で彩色されていたのだそうで、
最盛期にはさぞやきらびやかな様子だったのだろうと思います。
カンボジアの遺跡に比べると、
保存や修復もかなり進んでいる感じがしますが、
発掘自体が全然進んでないというのも事実なので、
まだまだ新発見の余地がたくさんありそうです。
これからどんどんいろいろなことがわかってくるんだろうな。
まあ、メキシコもラテンなお国なので、
作業員が全然働いてないってのが最大の問題なのかもですが(^^;
Posted at 2015/03/14 12:15:04 | |
トラックバック(0) |
海外旅行 | 日記