
やって来ましたチチェン・イツァ(^^)
今回のメキシコの旅最大の目的は、
ここで「ククルカンの降臨」を見ること!!
「ククルカン」とは、
古代マヤ人が信仰した、
「羽毛の生えた蛇」で、
地方によっては「ケツァルコアトル」とも呼ばれます。
チチェン・イツァ遺跡にあるこのピラミッドには、
春分の日と秋分の日前後の数日、
そのククルカンが光り輝く姿で現れるのです。
↓これが、ピラミッドの下に鎮座する、
ククルカンの頭。
この日の15時過ぎのピラミッドは、こんな感じ。
ククルカンはまだおデブwww
これでは天翔ける神という感じではありません。
ところが1時間ほど経過すると・・・・
なんか蛇っぽくなってきた!!
そして16時45分過ぎ。
ピラミッドの斜面をうねうねと這う、
ククルカンが姿を現しました~(^^)
たかがこれだけと言うなかれ。
ククルカンを出現させるためには、
東西南北に階段を正対させた状態から、
18度斜めに向けてピラミッドを建てるという、
緻密な計算が必要です。
またこのピラミッドの階段の数の和は364段。
そこに最上階の神殿を1段として追加すると、365段。
その他にもマヤの暦に従った仕掛けがいくつも隠されていて、
偶然この形、この角度で作られたピラミッドでないことがわかります。
春分の日、このククルカンの姿を見て、
古代マヤ人は主食であるトウモロコシの植え付けの時期を知ったのだとか。
(ここから1ヶ月半ほどでメキシコは雨季に突入)
また、ククルカンが無事降臨した年はトウモロコシが豊作であるという、
占いの意味もあったようです。
それにしても、なんとも壮大な仕掛け。
マヤ人がいかに天文学に優れ、
数学や建築学を発達させていたかがわかりますね~。
やっぱり宇宙人かな( ̄▽ ̄)
なんともわくわくする1時間でした。
Posted at 2015/03/23 13:52:51 | |
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