春画展を堪能した後は、
ちょっと遅めのランチ♪
「銀の塔」のミックスシチューです(^^)
ビーフとタンのミックスなんですが、
ここのタンはホントにとろとろで旨い!!
タンシチューもあるんですが、
ビーフもやっぱり捨てられない・・・・(^^;
ので、二度目の来店ですがやっぱりミックス。
ランチをしっかり食べて、
夜はコンビニでちょいちょいで済ませようと思っていたので、
大盛りで~す♪
ちなみにご飯はおかわりOK。
土鍋でぐつぐついってるのをハフハフしながら食べるのがいいんですが、
今日はがっつき過ぎて火傷しました・・・・(^^;
でも旨い♪
シチューをゆっくり食べて、
木挽町広場でお土産を物色。
そして午後のメインは歌舞伎座!!
と、わくわくしつつ時間調整してたら、
隣席のオネーサンが、
「今日の午後の部は、
いもせ・やまおんな・ていきんだよ」
とデカい声でしゃべっていて、
お茶を噴きそうに・・・・
ヤマンバじゃないんだからorz
ちなみに正解は、「いもせやま・おんな・ていきん」(妹背山婦女庭訓)。
色男の「求女(もとめ)」が橘姫とお三輪という2人の娘をたぶらかし、
三角関係の嫉妬に狂わせた上で破滅させるという・・・・
え? 違う?www
妹背山は、我が家とは関わりの深い演目なので、
ちょっと期待しすぎたのかもしれませんが、
松也の求女ははっきり言ってブーイングな感じ・・・・。
若いのでシワがなくてキレイですが、
キレイなだけで「絵」にならないんですよね。
特に第二幕の道行は舞踊なのでそれが目立ち、
「決まる」一瞬がなくて、
たらたらたらたらと踊りが流れていく感じ。
力みすぎだから全体に締まりがない。
そこを柔らかく見せようとするからますますまとまりがなくなる。
決まり手がないから見せ場がない。
というのが母の松也評ですが(今回は見てないけど)、
その通りだな~、と思います。
反面、良かったのが第三幕でお三輪を演じた玉三郎!!
間近で見るとさすがにシワが見えちゃいますが、
ちょっと離れると娘に見える。
そして官女にいじめられて、
嫉妬が恨みに変わった瞬間の、空気感の変化!!
額からめりめりとツノが生えてくるんじゃないかと思ってしまうくらい。
さらに求女の正体を明かされて、
好いた男のために死ぬことに幸せを感じる表情。
こういうのを「芸」というんですよ。
昨日の染五郎&今日の玉三郎、
東京まで観に来た甲斐がありました♪
Posted at 2015/12/12 00:04:10 | |
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