2017年10月06日

先日、「附けの会」のワークショップに、
初参加してきました。
「附け」というのは、
歌舞伎の舞台に欠かせない、
舞台の端で役者の動作に音を「附け」るもの。
見得を切ったり立ち回りをしたりするときに、
これがないとなんとも締まりませんが(^^;
でもあんまり目立たない存在であったりもします。
今回のワークショップは、
附けと笛のコラボということで、
福原寛さんの笛の音を堪能♪
とてもステキな音色で、
昔からの憧れの楽器でもあるのですが、
あれだけ音が大きいと、
やはり家で普通に吹くのはなかなか難しい(^^;
ので、やはりプロの演奏を楽しむのが正解かな。
附け打ちの山崎さんとも、
その場でささっと流れを打ち合わせて、
パッと合わせてもカッコいいのがすごい‼️
笛と附けしかないのに、
役者の動きが目に浮かぶんですよね~。
舞台を観に行くより、
またひとつマニアックな世界ではありますが(^^;
またぜひ参加したい会でした(^-^)
そしてもうひとつ嬉しかったことは、
本当に運だけで、
⬇️コレをいただいたこと♪
附け打ちには、
欅の板を使うんですが、
これは使い終わった附け板をカットしたもの。
分厚い状態で使い始めて、
表面が荒れたらだんだん削って、
状態を整えながら使っていき、
限界まで薄くなったら終了なんだそうです。
で、この附け板は、
平成中村座ロングラン公演で使われたもの。
何度も観に行った公演でもありますし、
勘三郎さん最後の中村座でもありました。
いわば、勘三郎さんと共演し、
中村座を盛り上げた道具のひとつ!!
それが縁あって私のところに来てくれて、
なんか嬉しい(^-^)
どう使うかはまだ思案中ですが、
とりあえず目に付くところに置いて、
ひとり悦に入っています🎵
Posted at 2017/10/06 09:34:49 | |
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