
本日の最終目的地は、明治座。
歌舞伎の公演は少ないので、
これまで訪れる機会がなく、
初明治座でした。
今日が初日だったので、
役者さんたちもペースができていないのか、
若干台詞がかみ合っていなかったりもしましたが、
そんなことがまったく気にならなくなるくらい、
楽しい舞台でした(^^)
夜の部は「手鎖心中」「二人椀久」の二本立て。
「手鎖心中」は井上ひさし原作の新作歌舞伎ですが、
もう、吉本新喜劇かと思ってしまうくらい爆笑の舞台。
そういうときは最後にほろっとさせるパターンかと思いきや、
最後まで賑やかで楽しかった~(^^)
なにせ、幕切れはミッキーマウスマーチ(笑)
しかも、張り切って「ちゅう乗り」をする勘九郎が、
「ちゅう」から落ちるというアクシデント付き。
本気で焦っている感じがしましたが・・・・
あれも演技だったのなら、それはスゴすぎ。
こういう楽しい舞台が作れるのは、
芸達者な役者さんが揃ってるからでしょうね~。
それに、細部もなかなか凝っていて、
花道近くの席に降ってきた紙吹雪は、
なんと桜の花びらや鳥(?)の形でした。
こういうちょっとしたことにも、
お客さんはわっと沸きますよね~。
代わって「二人椀久」はしっとりとした、幻想的な舞台で、
七之助の美しさがとても映える舞踊でした。
でも、今日いちばん頑張ってたのは、
「手鎖心中」で女形、「二人椀久」で立ち役を務めた菊之助かな。
両方できて、しかもキレイってのはすごいですね。
いい役者がこれだけ揃う舞台は意外と少ないので、
とても見ごたえがありました(^^)
そうそう、今日は土曜日の初日ということもあってか、
ロビーには各役者さんの奥様方が。
勘九郎の奥さん、ひときわオーラを放ってました。
すっごい可愛いんですよね~(^^)
さすが女優さん。
大満足の明治座でした♪
Posted at 2016/04/02 22:18:58 | |
トラックバック(0) |
観劇 | 日記