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さくらさくのブログ一覧

2018年02月28日 イイね!

エジプト旅行記⑤

サッカラでは、ウナス王のピラミッドも見学しました。



外観はもうただの土の山という感じですが、
ギザの三大ピラミッドより新しい、
紀元前2300年代のもの。
長らく公開されていませんでしたが、
2016年から内部が見学できるようになりました。

ただし、内部は壁画保護のため撮影禁止。
残念ですが、それでいいと思うんですよね~。
今回の旅行でも、フラッシュ禁止のところでフラッシュ使う馬鹿観光客に、
何度も何度も遭遇しましたし、
そんなヤツのために壁画が退色してしまうなら、
撮影できない方がよっぽどマシというか。

一度破壊されたら、もう二度と元には戻らないですしね。

で、内部には最古といわれるピラミッドテキストが♪
そのレリーフそのものも美しかったですが、
壁面はクフ王のレリーフが描かれていた壁を再利用したもので、
光の当て方を変えると、元のレリーフが影のように浮かび上がるんです。
魔鏡のようで、非常に不思議。

また外の神殿の天井には、星のレリーフが。



ピラミッド内部にも同じレリーフがありましたが、
元々ここは閉鎖された空間で、
星はひとつひとつ彩色されていたはず。
細い明かり取りの隙間から差し込む光に照らされたら、
さぞや美しかっただろうと思います。

また、かろうじて残っている柱や壁面には、



ウナス王のカルトゥーシュ(ウサギ可愛い♪)や、



インパラやガゼルの類と思われる装飾も。

誰も見向きもしないこんな岩だって、



アブシンベル辺りで切り出され、
おそらくナイル川を使って運ばれた花崗岩なんですよね~。

また、ウナス王のピラミッドの近くにある、
貴族のマスタバ墓も見学しました。



こちらも内部は撮影禁止ですが、
生活感あふれる、とても繊細なレリーフが。
ナマズやワニ、バッタ、チョウなどの動植物から、
踊り子が楽しそうに踊る様子、
葬列の様子、墓の持ち主やその家族の様子まで、
本当に生き生きとしていて面白かったです。

とくに印象に残っているのは、
ワニと闘うカバのレリーフかな?
カバ最強!!

そうそう、墓の前に立っているのは、
超日本通の現地ガイドのイサムさん。
日本人と結婚して、日本に住む一歩手前までいったらしく、日本語ぺらぺら。
NHKスペシャルのコーディネーターは、
たいていこの人なんだとか。
(ミューオンのときは映ってたらしい)

とてもいいガイドさんでした♪
Posted at 2018/02/28 03:02:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記
2018年02月28日 イイね!

エジプト旅行記④

エジプト旅行記④エジプト旅行2日目午前中は、
サッカラ地区へ。

ここは最古のピラミッドといわれる、
ジョセル王(ネチェリケト王)のピラミッドがあるところです。
造られたのは紀元前2600年代。
2600+2000で、およそ4600年前のものですね。
日本なら縄文時代かな。
(ただし、縄文時代はめちゃめちゃ長い)

このピラミッドの特徴は、なんといってもこの形。
(ダレたラクダが気になるのは置いといて・・・・)



これ以前の墓はマスタバと呼ばれる直方体なのですが、
マスタバを重ねることで階段状にしたと言われるこのピラミッドは、
見た目そのまま階段ピラミッドと呼ばれています。
なんで重ねようと思ったんだろう?
太陽に近づきたかった?

直方体をただ積み重ねると、
いろいろと不都合が出てきたらしく、
付け足して増築した跡なんかもわかります。



日干し煉瓦の積み方が外へ外へと層状に変化しているのがわかりますか?

つまり、最初からきっちり計算して作ったのではなく、
「もうちょい大きい方がいいんじゃね?」と、
その都度増築したという・・・・(笑)

今回のツアー、そういった知識をいろいろと教えてくれるのは、
世界ふしぎ発見でもお馴染みとなったこの方♪



10年前のエジプト旅行でもお世話になった、
考古学者の河江さんです。
ただし、今回はガイドでなく講師!!

また、どのピラミッドも同じですが、
周辺には神殿、王の家族や側近の墓などの付属施設があります。

階段ピラミッドもきちんとその形式は整えられていて、



最古の列柱室の残る神殿があったり、



セド祭という、王の権威を表すための祭を行う広場があったり、
(広場の反対側にも同じものがあって、王がその周りを走ったのだとか)



深い竪穴式の墓があったりします。
ピラミッドは基本的に上部構造(=ピラミッド)と下部構造に分かれていて、
ここは迷宮のように地下通路が巡らされているとか。



ピラミッド周辺には、古王国時代のものと推定される土器片がいっぱい。
あまりにも普通に落ちているのでびっくりしますが、
これも貴重な遺物なので、

触る→OK
拾い上げる→OK
撮影する→OK
持ち帰る→逮捕

なるべく元の位置に戻してください、とのこと。
ご注意を。
Posted at 2018/02/28 02:22:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記
2018年02月28日 イイね!

エジプト旅行記③

エジプト旅行1日目は、
カイロ空港からギザへの移動がてら、1か所観光しとく?
という感じで、モハメド・アリ・モスクへ。

外観はこんな感じ。



一見、完全にトルコのブルーモスク。
ただ、ミナレットが2本しかありません。
1875年完成で、いまも現役のモスクとして使われています。

日本の暦に直せば明治8年。
わりと新しいですね~。

広い中庭は、金曜日は人でいっぱいになるそう。



真ん中にあるのは手足や身体を清める水が出ていたところで、
水道橋で遥か彼方から水を引いていたというんだからすごいですよね。



この塔には、ルクソール神殿にあったオベリスクを贈ったお礼に、
フランスから贈られた時計があるのですが、
なんともらってすぐ壊れたまま放置されているとか。
ちなみに、オベリスクの方はパリのコンコルド広場に。
なんとも、高くついた時計ですこと・・・・。

気を取り直して、内陣へ。



イスラムらしい装飾が美しいですね~(^^)
階段の上にある玉座から指導者が説教をすると、
声が隅々まで響くように計算されているのだとか。

玉座は立ち入ることができませんが、
なるべく近くでガイドさんがアザーン風に実演してくれた声は、
それは見事にドーム内に響いていました。
教会建築も音の響き方が美しいところがたくさんありますが、
こういった造りには共通点があるのかもしれません。

そしてもうひとつ目を引くのが、



天然の水晶を使っているというシャンデリア。
なんかちょっと壊れているところもあって、
「直さないの?」と訊いたんですが、
そういうのは気にしないみたいです(^^;

そして、ここの庭のテラスからの眺めが絶景!!



この季節にこんなにはっきりと、
三大ピラミッドが全部見えるのは珍しいそう。
ラッキーでした♪
Posted at 2018/02/28 01:15:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記
2018年02月28日 イイね!

エジプト旅行記②

今回の旅行は、
初めて乗るエディハド航空に乗って、
初めて行くアラブ首長国連邦(UAE)でトランジットからスタート。

UAEといえぱドバイが有名ですが、
首都はアブダビ。
今回のトランジットはアブダビ空港でしたが、



夜景が他の都市とはだいぶ違う感じ。
さすが、ヤシの形の人工島を作っちゃう国だけのことはある。

そして空港の第一ターミナルはこんな。



全面タイル貼りで、キラキラしててキレイ♪
出来た当初は、かなり斬新なデザインだったのだとか。



そしてさすがイスラム圏。
免税店とごく一部のバーを除いて、
アルコールは一切置いてない!!
ラウンジには通常アルコールがあるんですが、
見かけませんでしたね~。
飲まないからいいけど。

代わりにあるのはお祈り用の部屋。
飛行機内でも困らないように、
常にお祈りの時間とメッカの位置がチェックできます。



それだけでも、かなりの異文化感がありますね。
アブダビにいたのは、行き帰り合わせて2時間ちょいでしたが、
いろいろとカルチャーショックがあって面白かったです。
Posted at 2018/02/28 00:49:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記
2018年02月28日 イイね!

エジプト旅行記①

エジプト旅行記①10年ぶりに、エジプトに行ってきました。

前回エジプトを訪れたのは、2007年。
その後ジャスミン革命の嵐が吹き荒れ、
大統領をめぐるごたごたもあり、
博物館や遺跡が荒らされたとの話も聞いていましたので、
いろいろと心配していましたが、
想像していたより治安も良く、
以前と変わらず親日的でフレンドリーな印象。

イスラム圏の他国では、Isisによる遺跡の破壊も問題になっていますが、
強盗・盗掘などはあるものの、
そこまで大規模な破壊は行われていない模様です。
遺跡の町ルクソールでは、
街の人が一致団結して遺跡や遺物を守る活動をしたとか。
そういう話を聞くと、ほっとしますね。

でも、平和ボケした日本人目線から見ると、
穏やかでない部分もちらほら。



建物の上で警備しているのは秘密警察だったり、
街角に装甲車&軍隊が目を光らせていたり、
警察がサブマシンガンやライフルらしきものを持っていたり。

ただ、市民生活は活気にあふれていて、



食べ物を売る屋台がたくさん出ていたり、
(↑ターメイヤというそら豆コロッケの屋台)
野菜や果物、パンを売る屋台、肉は枝肉ごとつるして量り売り、
様々な行商人もたくさんいて、江戸時代の日本橋もかくやという感じ。
変わったところでは、



小鳥の市場なんてのもありました。

地震がきたら崩れるんでないかという高層建築も相変わらず(^^;



なんとなく未完成感があるのは、
完成させてしまうと税金がかかるからだそう。

そしてびっくりするほどボロい車が普通に走っていて、



車線という概念はなく、
車道いっぱいに詰め詰めで、
クラクション全開で走っているのも相変わらず。
信号もほぼナシ。
すさまじい渋滞。
その中をする~っと歩いて渡っていくエジプト人、たくましい!!
(やってみたけど、めっちゃ怖かった!)

そんなエジプトで、今回もたくさんの遺跡を見てきましたので、
また順番にアップしていこうと思います♪
Posted at 2018/02/28 00:33:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記

プロフィール

「あけましておめでとうございます(^-^) http://cvw.jp/b/159089/39099833/
何シテル?   01/01 00:40
初スバル車です。納車から10年以上が経過し、いつの間にやら、グレード不明のレガシィに・・・・(汗) でも、みんカラであれこれ教えていただいて、本当に助かってます...
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