キャリパー交換ついでにフルード交換&エア抜き

ダイハツ車定番のブレーキのキャリパーローター流用ついでにフルードも全交換します。

使用したフルードはMR-S時代に交換して家に眠っていた物です。

5と書いてありますがシリコンではなくグリコール系なので純正フルードと混ざっても大丈夫なフルードです。

サーキット走行にも対応できます。

グリコール系です。

フルード交換の際はタンクのフルードを抜きます。
キッチンペーパーで吸い取ったりはNGです。

注射器型の物かスポイト等で抜きます。

完全に抜いてマスターシリンダーにエアーをかむと面倒なのでMINより少し下のギリギリまでにします。

抜いたら新しいフルードをMAXで入れておきます。

エア抜きにはワンウェイバルブを使用します。

これを使うとブレーキペダルを踏んで戻した際にフルードが逆流するのを防いでくれますので、1人でエア抜きが可能になります。

bBキャリパーの場合はブリーダープラグに10mmのメガネレンチ（フレアナットレンチが良い）を先に入れてシリコンホースを挿します。

抜け防止に小さなタイラップをキツく締めます。

ホースの間にワンウェイバルブを入れて受け容器に古いフルードが落ちる様にします。

空気は上に上がるので高い位置に容器を置きます。

準備が出来たらフルードが中を通る位にブリーダープラグを少しだけ緩めます。
緩めすぎるとフルードが漏れますので注意してください。

この状態でブレーキペダルを奥までゆっくり踏み込んで戻してを繰り返します。

汚ねえ〜！フルードと気泡が出てきます。
透明のフルードが出てくるまでゆーっくりペダルを踏んだり戻したりします。

フルードが容器に溜まり始めるとマスターシリンダー側のフルードがかなり減っていますので油面が下がりすぎないように補充しながら作業します。

抜いたフルードです。

こんな汚いフルードが中に入ってるんです。

新しいフルードが容器に来たらブリーダープラグを締めて再度ブレーキペダルを踏んで油圧が戻ってくるのを確認して終了です。

これを4箇所やります。
順番はマスターシリンダーから遠い方からが良いです。

車を走らせる前に…

必ずブレーキが効くか確認してくださいね。

ブリーダープラグを締めてペダルを踏み忘れると何回か踏まないと止まりませんので(^^;;