2012年06月27日
仕事から帰り途中の乗り換えて乗った電車の中、
疲れてることもあって、席が空いていたので座ってました。
電車が走り出し次の駅に着くと、大勢の人が電車に乗ってきました。
席は全部埋まり立ってる人も多くいました。
そんな中、夫婦と子供が一人の1組の家族も乗ってきました。
その家族は、ワタシσ( ̄ω ̄)の中ではヤンキーと位置付けする姿をしていました。
父親は短髪の金髪で、耳と鼻と口には多数ピアスがあり、
何か言おうモノなら今にも噛み付かれそうな雰囲気…。(汗)
母親も茶髪っていうより金髪に近いロングヘアーで、
お高そうなバッグを持ちサングラスをかけている…。(汗)
5歳くらいの子供(息子)の髪型は黒色の短髪だけど後ろの下部だけを伸ばしてる。(汗)
正直、ワタシσ( ̄ω ̄)が一番苦手とするタイプの人達である。
子供と母親はワタシσ( ̄ω ̄)のすぐ前に立ち、父親は少し離れたドア横に立っていました。
電車が走り出してすぐ子供が、「足がイタイ、疲れた、だっこ~」とグズりだしました。
母親は「静かにしてろ!」と、きつい言葉で子供を叱ってました。
子供は黙りはしたけど、腕を振ったり母親のバッグを引っ張ったりと落ち着きがありません。
時間が21時を過ぎてたこともあって子供はつらいだろうと思い、
その子供に「椅子に座っていいですよ」と席を譲りました。
するとその子供は席に座ってすぐに
少し大きめの声でハッキリと「ありがとう」と言いました。
声の大きさにびっくりして、ワタシσ( ̄ω ̄)も少し大きめの声で、
「どういたしまして。「ありがとう」が言えてエライね」と言いました。
その時、母親はかけていたサングラスを外して「ありがとうございます」と、
ちょっと慣れない感じでお礼を言ってきました。
「いえいえ」とワタシσ( ̄ω ̄)が返事をしていると、
父親までもワタシσ( ̄ω ̄)の横に来て、
「息子がすいません、ありがとうございます」と言ってきました。
父親に対しても「いえいえ、どういたしまして」と言い顔を見ると、
ホントに申し訳ないという気持ちの中にも少しうれしさがある微笑みで、
「息子をほめてもらって、ありがとうございます」と言ってきました。
えっ?っと思っている間もなく、
「見た目がこんななんで、ほめられることがないんで」と父親が苦笑いしました。
そしてそのタイミングで家族が降りる駅に着きました。
電車から降りた子供は、ワタシσ( ̄ω ̄)の方を見てすごく大きな声で、
「ありがとうございました」 と言ってきました。
ワタシσ( ̄ω ̄)はただただ手を振って笑ってました。
最初にあの家族を見た時は、正直関わりたくないと思ったけど、
あの「ありがとう」の一言で、印象が変わって距離が近づいたことには、
なんか暖かく込み上げて来るものがありました。
まぁ正直、あの家族はツッコミどころがいっぱいあるんだけど、
朝の通勤電車の中でイス取りゲームしてるオッサンと比べたら全然マシだわ。(笑)
「ありがとう」
とても大事な言葉ですよね。
自分も自然に言えるようにガンバロ。(笑)

Posted at 2012/06/27 18:44:10 | |
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