WKのブログ一覧

新車購入日記その９です。
その８はこちら。








【12/12(水)】
　購入する車をストリームに絞った。しかし、ホンダAを除いて、まだ全然値引額は提示されていない。ということで、本気で商談に入ることにする。まあ、水曜日なので、ホンダA,ホンダB,ホンダCとも定休日だ。付けたいオプションなどを選定することにする。

　その結果、以下のようなリストを作った。
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『基本』
DBA-RN8 ストリーム 2.0L FF RSZ ナイトホークブラックパール
NAVI, コンフォートP, VSA, スマートキー, IHCC&CMBS, サイドAB

『必須』
ACCESS コーナーポール
ACCESS コーナーポールカラーガーニッシュ
無限 ベンチレーテッドバイザー
ACCESS フロアマット スタンダード ブラック
ACCESS ライセンスフレーム(フロント専用) ゴールドリップ&シルバー
ACCESS ナンバープレートロックボルト
ACCESS テールゲートスポイラー
ACCESS ACコンセント
ACCESS ETC車載器（ナビ連動タイプ／アンテナ分離型）
ACCESS インテリアパネル　メタル調（ハニカム柄）インストルメントパネル部
ACCESS インテリアパネル　メタル調（ハニカム柄）ドアライニング部
ACCESS スポーツペダル
ACCESS フットライト　ブルー（左右セット）
ACCESS ラゲッジカバー
ACCESS ウォータースプラッシュコート or ブライトポリマー
マモル「新車プラン」
タモツ
インターナビ用WILLCOM通信カード

『どちらでもよい』
ACCESS オートリトラミラーシステム
ACCESS リバース連動ドアミラー
ACCESS ワンセグチューナー　ＧＴＳ-０８８Ｓ
ACCESS スリットブレーキディスクローター
ACCESS ブレーキパッド
ACCESS ＬＥＤルームランプ×２　マップランプ／前席室内灯（フロント部）
ACCESS ＬＥＤルームランプ　マップランプ／後席室内灯（センター部）
ACCESS ＬＥＤルームランプ　マップランプ／後席室内灯（リア部）
ガソリン満タン
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　『基本』部分は、主にメーカーオプションだ。2.0 FF RSZのサンルーフ以外のオプション全部付け。今のストリーム新車価格表に載っているタイプ・組み合わせで一番高い奴だ。
　色はナイトホークブラックパール。私なら、ロイヤルブルーパールじゃないの?と思うかもしれない。確かにちょっと悩んだ。ロイヤルブルーパールは意外と落ち着いた青だ。紺に近い。もっと鮮やかな色であれば迷わず選んだかもしれない。じゃあ、なぜ黒か。試乗車・展示車に黒のRSZが多かったのだが、それらの車の黒とドアハンドルのメッキの組み合わせが非常に美しかった。黒は汚れや洗車傷に弱いのだが、それはあきらめることにした。一応コーティングはしておく。

　『必須』部分は必ず付けるオプションだ。見積もりには必ず入れてもらう。ここに、マモルとタモツを入れてあるのは1つの戦略だ。値引きするだけさせておいて、点検は別の場所でやるという、ディーラー泣かせの客がいるが、私は違いますよ。あなたの所でずっとお世話になりますよ。という意思表示である。この部分をちゃんと読み解けば、店長判断などで差が出てくるだろう。

　『どちらでもよい』は、店の方針で自由が利く部分だ。全く無しで見積もってもよし。全部ありで見積もってもよし。このオプションはタダで付けますよとか、通常2万のオプションですが1万で付けさせてもらいますよとかもあり。ここは、店や営業の癖が出てくると思う。特に今回は、下取り車が存在しないので値引きがしづらい。オプションをどう扱うかで値引額が変わってくるだろう。

　さて、全部オプション付けだと見積金額約400万円(値引き無し)のこの商談。いくらまで引いてくれるだろうか。

新車購入日記その８です。
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【12/11(火)】
　ホンダAの営業さんが、シビックハイブリッドを用意してくれた。他の店舗から取り寄せてくれたらしい。ホンダAの近所の医院に行ったついでに、ディーラーに向かう。行くと、営業さん曰く「すみませんWKさん。都合で早めに車を返さないといけないんですよ」。ホンダAと借りた店舗の真ん中にちょうど私の家がある。ということで、ホンダAからわたしの家までの試乗になった。営業さんは「こっちの都合にあわせてもらってすみません」というが、40～50分の試乗になる訳だから、願ったりである。

　試乗車が用意された。早速トランクとボンネットを開ける。
　トランクルームはちょっと前のセダンぐらいの大きさがある。後部座席の後ろにバッテリーがあるためトランクスルーが出来ない。長物の荷物を積むときには困りそうだ。
　エンジンルームは結構詰まっていた。IMAユニットは結構小さかった。Newフィット(RS)のエンジンルームを見たことのある人だと分かると思うが、フィットのエンジンルームの後部には意外と大きなスペースが開いている。ここにIMAユニットをぶち込むことができれば、コンパクトなハイブリッドカーが出来そうな気がする。車内の使い勝手を考えると、センタータンク&バッテリーレイアウトかな。
　タイヤとフェンダーの隙間もチェックする。ホンダ車の傾向は、タイヤの上部とフェンダーの隙間が大きくて格好悪いのだが、ちょうどよい感じだった。シビックハイブリッドはダウンサスが出ていないので、フェンダーの隙間を後から変えることが出来ない。この点は助かる。

　用意されたシビックハイブリッドは、MXグレードだった。年式的には1年前のものらしい。助手席に営業さんを乗せて、自宅へ向かう。
　普通に走る分には非常に滑らかである。60km/hぐらいなら簡単に加速する。プリウスより小さい1.3リッターエンジンだが、デメリットは感じなかった。
　ただ、プリウスと違って、シビックハイブリッドはかなり癖のある感じだった。まず、一番最初に気づいた違和感は、ブレーキの重さである。遊び部分は軽く押せるが、そこから力を入れないとブレーキが利き始めない。カックンブレーキの逆である。
　あと、アイドリングストップの弊害がある。Dレンジでブレーキを踏み、速度0km/lだとアイドリングストップが働く。その状態から、『ブレーキを外し、クリープが働き始めたら、アクセルをゆっくりを踏む』という省燃費走行の基本動作をすると軽くショックが出る。ブレーキを離した時点で、アイドリングストップ機構が解除され700rpmぐらいまでエンジンの回転数が上がる。その時にショックがあるのだ。
　もう1つ、アイドリングストップの弊害を見つけた。営業さんにもあらかじめ注意されていたが、アイドリングストップするため登り坂のスタートで車が後ろに下がってしまう。登り坂発進の時だけは気をつけていたのだが、登り坂停止でも後ろに下がってしまう場合があるのだ。それは何故か。ブレーキの理想的な踏み方は、最初軽く、そのあと一気に目的の強さまで踏み、最後に力を抜き、止まったら強めに踏む。力を抜かないとカックンといってしまうのだが、そこでアイドリングストップが邪魔をする。今までエンジンで前に押されていた力がいきなりなくなるので、ブレーキを抜きすぎてしまうのだ。
　これらの癖はいずれも細かい部分なので、気にならない人、気になる人、気になるけど気にしない人が分かれると思う。私は、気にしない人だ。
　
　ドライブ中営業さんと色々会話する。営業さんとも意見が一致したが、今のハイブリッド車は運用コストを低減させるものではない。確かに燃費はいいが、その燃費でもとを取るには車の価格が高すぎるのだ。運用コストを追求するなら、フィットやビッツや軽自動車を買った方がよい。
　今のハイブリッド車は、『ハイブリッド』というギミックを楽しむものだ。あるいは、環境に関心のある人(ハリウッドタレントのように)が買う物だ。そのあたりは間違えない方が良い。

　試乗の最後、自宅の前でちょっと営業さんとしゃべった。「わざわざ車まで用意して申し訳ないけど、シビックハイブリッドは『なし』です。ハイブリッドを買うならプリウスを買います。でも、本命はストリームなので、ストリームになると思いますよ」というと、営業さんは「無駄な試乗にも意味があります。WKさんが車種を選ぶときに、その時に最善の判断をした、後悔しない、ためには、気になる車には乗っておく必要があるんです」と返してくれた。

　こうして、この日の試乗は終わった。その日、妻と相談し、車種はストリーム2.0RSZでいくことに決めた。