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　妻の愛車はラフェスタである。正確には、妻の家の車なのだが、車を運転する人が妻だけなので、妻専用車である。
　私と結婚してからは、エアウェイブとラフェスタをほぼ交互に使っていた。借りているマンションが駐車場1台分しかないので、まあ当然そうなる。

で、折角なので、ラフェスタのインプレでも。

妻のラフェスタは、一番下のグレードである(らしい)。いじってあるポイントは、コーナーポールぐらい。

　リバティの後継車だというが、エクステリアデザインは全く違う。妻曰く「かっこわるい」。私もそう思う。リバティの方が良かったような。
　シートの出来は、エアウェイブの勝ち。ファーストシートの出来もエアウェイブの方が上だが、特にセカンドシートの出来は比較にならない。ラフェスタはペチャンコだ。
　パノラミック・サンルーフ(エアウェイブで言うところのスカイルーフ)は、スカイルーフの方が広く感じる。面積もスカイルーフの方が広い。これは、ある意味しようがないかもしれない。ラフェスタは、後部ドアがスライドドアなので、そのスライド機構が意外と場所を食っている。ガラスを大きくしづらそうだ。

　で、走りであるが、普通に走る限り不満な点は無い。ドライビングポジションもほとんどエアウェイブと同じ。視点もほぼ同じ。ガラスはラフェスタの方が広い。加速感もエアウェイブとほとんど変わらない。
　ちなみに、ラフェスタは、2.0リッター+トルコン付きCVT、エアウェイブは1.5リッター+トルコン無しCVT。ゼロスタートで、急加速する場合はトルコンのパワーが効くようでラフェスタの方が優位。高速合流で上りの場合は、エアウェイブがどんどん回るのに比べて、ラフェスタは、More Power!となったりする。燃費は、圧倒的にエアウェイブの勝ち。
　サスペンションの動きは、ノーマルで比較するならラフェスタの方が圧倒的に良くできている感じがする。ブレーキ時のノーズダイブも少ないし、コーナーリングも結構しっかりしている。エアウェイブ+無限足と比較しても不満は感じなかった。
　コントロール性は、エアウェイブの方が上。というか、ラフェスタのアクセル・ブレーキのコントロール性は悪すぎる。どばっとアクセル、かっくんブレーキ。運転が粗くなる。
　CVTの味付けは、エアウェイブの方がCVT的、ラフェスタの方が通常AT的。エアウェイブは、滑らかに加速するため、いわゆる「キックダウン」のショックが存在しない。一方、ラフェスタは急加速しようとするとCVTなのに「キックダウン」する。どちらが乗りやすいかは人それぞれな気がするが、せっかくのCVTなのだからエアウェイブ的な味付けの方が良い気がする。特に、同乗している人にはそっちの方が乗っていて楽だろうと思う。