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前回の話の続きですが、実はこの時にHKS改の車高調は片側しか装着しておらず、しかも1週間後には外していました
何故かというと、ｾｯﾄ長が想定していたより30mm程長かったんです
はじめから少し長いのはわかっていたんですが、ｱｯﾊﾟｰﾏｳﾝﾄ取り付け部分の小細工でなんとか寸法を稼いでｲｹるかな～?と思っていたんですが、思っていた車高にならず、改めて車屋さんに相談してﾀﾞﾝﾊﾟｰ屋さんに再加工してもらいました(;´∀｀)

今回の加工はﾛｯﾄﾞそのものを短くする事は無理だそうで、内部のｶﾗｰで長さを制御して全長を短くしてもらっています
しかしそのままではｽﾄﾛｰｸが短くなりすぎてしまうので、内蔵のﾊﾞﾝﾌﾟｽﾄｯﾊﾟｰを短くて少し硬めの物に変更してｽﾄﾛｰｸを稼いでいます


これは、こないだまで使っていたｵｲﾙ漏れをしていたﾀﾞﾝﾊﾟｰですが、ﾛｯﾄﾞがこんなにも曲がっていました

反対側のﾀﾞﾝﾊﾟｰは漏れは無かったものの、これと同じ位曲がっていました
剛性のある倒立式にして良かった♪( ´∀｀)

今回はｽﾌﾟﾘﾝｸﾞも短い物に変えてみました
ﾊﾞﾈﾚｰﾄは不明ですが、径が同じ12.7mmでしたので10kgf/mm程度だと思われます

この車は伸び側を確保する為、今までﾌﾟﾘﾛｰﾄﾞを掛けず15mm～20mm程度遊ばせていましたが、今回の車高調だとｽﾌﾟﾘﾝｸﾞｼｰﾄのねじ山の位置関係で、今まで使っていたｽﾌﾟﾘﾝｸﾞだと長すぎて遊ばせる事が出来ないので、ｽﾄｯｸしていた貰い物の中古を使います
余談ですが、S13ｼﾙﾋﾞｱのﾚｰｼﾝｸﾞｶｰに使われていたｼﾛﾓﾉで、ﾌﾟｯｼｭﾛｯﾄﾞ式ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝの車両に使われていたそうです

ところが今度は、内径が同じと思っていたｽﾌﾟﾘﾝｸﾞが実はわずかに小さい事が発覚したので…


ﾍﾟｰﾊﾟｰﾌﾗｯﾌﾟで2～3分程研磨しました




ばっちりやがな( ´∀｀)


あとは今まで使っていたﾋﾟﾛｱｯﾊﾟｰ等を組み、車両に組み込みます
前回にも書いた減衰力調整ﾀﾞｲﾔﾙのﾘﾓｰﾄ調整用のﾎｰｽですが、こんな感じでﾀｲﾗｯﾌﾟでｽﾄﾗｯﾄで括り付けました

あまりやりやすくはﾅｲですが、右側を調整する時は左側にﾊﾝﾄﾞﾙを切れば手が届きます
ﾀｲﾔを外したり、ｼﾞｬｯｷｱｯﾌﾟをせずに調整出来るので良かったです
今はﾅﾗｼ中ということもあり最弱にしていますが、ﾎｰｽを時計回りに回していくとﾊｰﾄﾞになっていきます
1ﾉｯﾁずつ回す感覚がﾎｰｽを介してだと伝わりにくいので、金庫破り以上の繊細な指裁きが必要です
書くのをわすれてましたが、無段調整から25段階調整になりました

まだ前回より15mm程車高が高いままなのでｱﾗｲﾒﾝﾄも狂ったままですが、もう少し悪あがきする予定です
そんな事より今までのﾀﾞﾝﾊﾟｰは何だったのかという位ｳﾙﾄﾗｽﾑｰｽﾞな動きです
まだ、納得いくまでしばらくかかりそうです( ´∀｀)