ネガキャン＆トーアウト

半年ほど前からハンドルを大きく切ると、カチンという音がするようになり、なかなか原因が
判らなかったのですが、ディーラーさんの地道な調査によって、
１）右フロントアッパーアームの金属ボールジョイント

２）ステアリングタイロッドエンド

の2箇所から発生した音が、ブレーキバックプレートで反響し大きな音として聞こえていたことが
判明しました。

１）の部品が在庫切れということで待つこと4ヶ月。ようやく部品が納入されたので、
今日フィアットアルファロメオ江戸川に行って来ました。

　必要書類の記載と代車の受け取りなんて5分もあれば終るのですが、おとなしく帰るハズもなく
いつもお世話になっているメカニックさんと1時間近く車談義で盛り上がりました。
（Ｓ井さん、忙しいのにすみませんでした。m(_ _)m）

　特に首肯したのが、159のサスペンションジオメトリの話。
　ネガキャン＆トーアウトと聞いて、外見からはそんなイメージがなかったのですが、
アルファだけに直安性よりもキビキビ感重視なんだろうなと思うと、確かに159の
中速領域における回頭性はとても気持ちイイものだと納得しました。

　2t近い社重が直安性に寄与しているのだとして、それを加味した上でのサスの味付け。
　さすがですね。

　ついでに、街中の取り回しという視点で、メルデセスやBMWが採用している、ハンドルを大きく
切った時にタイヤが倒れる仕組みを、アルファは搭載しないのか？と訊ねると
「ダイレクト感とかロードインフォメーションを考えると、余計な仕組みはつけない方がいい。
　ってアルファは考えているんだと思いますよ。」と、これまた納得するお答えでした。

　やっぱりアルファロメオは「嗜好品」なのですねぇ。

　帰宅してから愛車の写真で「ハの字」を確認しようと思ったのですが、、、

　リフトされている状態では、よく判りませんでした。(^_^;)