
←ココまで行くんじゃないか?
って思ってました。
今回は、クルマについて書いてたら
思いのほか、ストレートに自分の気持ちが書けたので
うpしてみました。
お暇でしたら、お付き合い下さい。
トコロでエクストレイル2OGTだけど、全く売れてないですね。
例え1部のマニアでエンスーな方に、バカ受けされるようなモデルでもアリだと思うんですね。
少しでも「あのエクスすげぇよ!」って声、オレは少しも聞かないし、ディーラーでもATが無いって
時点で私の知ってるディーラーでは1台も2OGTのオーダーが入らないというトコロも数点あります。
というか、個人的には工業的にアレは当てなきゃいけなかったモデルだと思います。
満を持して投入したモデルの完成度が、あの程度だったとは正直ガッカリだったし、
いつもの日産の悪いクセだなぁー、とも思いました。
もっと言えばワザワザ2OGTの発売を待つモノでもなかった。
乗り出しの値段もそうだし、日常に使えるクルマとしての完成度はやっぱりガソリンモデルが一歩上のような気がするし、やっぱり2OGTはM9Rエンジンをチョット無理ながらも載せたような形跡がある。
友達の営業のトコロで買って、営業成績に貢献したかったが
好き好んでウダウダと欲しいクルマを探すなんて面倒な作業をしたくなかったし、待ちに待った
2OGTで終りにもしたかった。実際、いろんな営業と駆け引きするの疲れた。ショボーン(´・ω・`)
それにメインで乗ろうとしていた元スープラ乗りである母に
「もし、2OGTが期待通りか、期待以上だったら買ってた?」と聞いてみたら
「当然でしょ。( ゚ω゚)」という回答でした。
というのは、あれだけの狂暴なクルマをアシとして乗る母としても、充分にクルマとして
決して工業製品としてはなく、あのエクスが私生活を満足なモノにしてくれるか?といったら
決してそうではないという気持ちの現れだとは思うし、
実際、私も2OGTの試乗は4回も重ねたワケですが、あれだけ乗っても微塵も私に必要とは
思えてはきませんでした。ぶっちゃければ欲しくない。(爆
というか、あのクルマを「スポーティー」だと括る理由を僕に教えて欲しいです。
仮にあのグレードがスポーティーカーだと言い張るんなら、
少し強引ですが、私のラルゴはどうでしょうか?
一応はS12シルビアのエンジンが乗ってますよね?それに5速MTですが?( ̄・・ ̄)
なんか、この残念さは東京フレ●ドパークの最後のダーツコーナーで、残り1本のダーツで
まだ「たわし」当てちゃうならまだしも、的に当たらなかったとか、届かなかったみたいな
オチの無い残念さが残る始末。
ぶっちゃけ、10年後にあの2OGTが熟れた値段になったとしても
個人的には買うことは無いだろうと思いますし、それなら水平対向ディーゼルに興味を向けてみたいと思います。
トコロで最近のクルマって、工業製品から家電製品的な便利さばかり追求してないかな?
なんか炊飯ジャーと同じような"便利"の括りになってるような気がしてしょうがない・・・。
と言うのは、漫画「D-LIVE」の斑鳩君じゃないけれど、なんか今のクルマ達に
漏れは魂を込めるコトはできないし、クルマから伝わってくる空虚なインフォメーションに興醒めするし
きっとそんなクルマ達も、乗り手達の期待に応えてはくれないんだと思う。
いや、燃費とかじゃなくってね、、、。
もっとこう、根本的に違うな、って思うんですよねぇ。。。
* * *
それが唯一残ってるクルマが、実はコペンだったんです。
コペンは軽自動車にしたら高価だし、究極に手間が掛かるクルマだし、不便だし、荷物も積めないから、人にススメられるかと言えば決してそうではないし、そういったクルマでもない。
コペン欲しい人は、ススメなくても買っていくんだと思う。
(だからってダイハツとしても値引き上限2万円なんて暴挙はしてほしくないが)
あのコペンはオケネのない連中と括った会社のクルマであったとしても、
ショボイとか、作りが甘いと思われがちな軽自動車に、一石を投じるモデルではあったとは思う。
所有するだけの満足感はあるし最近、クルマが求める見た目の豪華さなどもないが、
ステイタスとか、そんな小さい概念を超越するだけの価値が、コペンにはあるとは思うんです。
そしてダイハツも専用のラインを設けて、人の手作業によって創り出されてるコペンは
企業としては採算度外視で発売しています。
だったら自分たちユーザーは、コペンの購入はその心意気を買うようなモノでもありますが
99年、東京モーターショーで出品されたコペンのショーモデル「KOPEN」をみた私達ユーザーは
ダイハツから提案された、これからの軽自動車しての夢を、そこで見ました。
しかしショーモデルの多くが市販化されるコトはない中、その後、市販を前提にしたモデルが出品され、市販化されるや否や、多くの方面から絶賛を受けたのは記憶に新しいと思います。
というのは決してモーターショーモデルで終らせるのではなく、ユーザーには見せるだけの夢で終らせるのではなく、軽自動車のメーカーとして、ユーザーに叶えてくれる夢として見せてくれるのなら、だったら自分たちもチョット無理してでもコペン買おうと思って、私と母は買っちゃったんです。(爆
それはつまり、エクストレイルのガソリン6MTモデルの購入を諦めるというワケなんですが、
実用で使える、便利さを追求したクルマとしてではなく、
素直に「クルマとして欲しい!」「運転してて楽しい」と思ったクルマを買ってしまったんです。
結果的に、様々な制約(ウルサイとか荷物載らないとか、荷物載せたら屋根あかないとか)
ありますが、ホントにコペン買って良かったさえ思います。
とっても不便で、お世辞にも世間的には良いクルマとは言えませんが、
200万円なんかでは買えない夢がギッシリ詰まったクルマなんです―。
追記:
このままだと日産車乗りが自社を批判してるようなニュアンスになってしまいますが、
決してそういうのが狙いではなくってね、過去にニッサンが作ってきたクルマ達が
あまりにも濃いのか、それともこんな荒んだ世間のせいなのか、
今のニッサン車って、ニッサンが本気になって作っているとは到底思えないのね。
R32スカイライン作った時、僕は幼心に大きくなったらオレもこんなクルマ乗りたい!
ってクルマがニッサン車には多かったよ。
VG30と5MT積んだ2ドアのD21テラノとか、
R32スカイラインのGT-Sとか、
C22バネットラルゴのグランドサルーンとか、、、。
ニッサン!もっとガンバれ!!
OEMされた軽自動車ショールームに並べてんじゃないよ!