レザーシート補修

経年劣化で、ひび割れてくる106のレザーシート。革靴の補修用品が使えるようなんで、ちょっとテスト兼ねて 作業してみました。
準備したのは、コロンブスのアドカラー、アドベース。
アドカラーは、革靴の塗料兼薄付けパテといった絵の具みたいな感じ。アドベースは、深くキズを埋めるパテといった感じでしょうか。どちらも400円程度。
あとは、パレット、筆、ヘラ。ヘラは割り箸を削り小さなヘラを自作。

補修面をキレイにし、アドベースをヘラを使いちまちまとひび割れ部分を埋めていきます。小さなヘラを使ったのは、ひび以外の部分にアドベースが入らないようにするためです。しぼの所にまでアドベースがはいると表面がツルツルになります。それではレザーの質感がなくなってしまいます。乾燥していなければ、水を含ませた布で拭き取る事も出来るので、シボが埋まれば、爪楊枝でちょっとホジホジして、綿棒等でキレイにします。

15分程度で乾燥します。柔軟性もあるので、表皮が凹んだりしても大丈夫でした。

白くなっている所がアドベースで埋めた所です。
浅い傷は、アドカラーを塗ればいいとの事ですが、アドベースでどのようになるかテストしたいので、今回は、アドベースのみでひびを埋めてます。

アドベースの作業が終われば、あとは、アドカラーで、アドベースの白い部分を塗っていきます。
アドカラーは、絵の具のように使用できるので、今回は、とりあえずブラック、グレーで、純正レザーの色に近くなるように調色します。まぁ近い色が出来ました。
水で濃度を調整し、まずはアドベースのところから。乾燥したら、もう少し濃度を下げ、全体的に塗っていくと、ぼかし塗装みたいな感じで補修部が目立たなくなります。
案外いい感じに出来ました。また時間がある時にじっくり取り掛かりたいと思います。