もっと明るいライトを!!! ~全波整流化(レギュレーター配線編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
全波整流化第二弾。
次はレギュレーターの配線加工をします。
先に断っておきますが、ここから先は加工画像がありません。
外装毟って画像を撮るのも面倒くさいのでサービスマニュアルの配線図を使って説明いたします。
画像は単相交流用の全波整流レギュレートレクチファイヤ
(販売元の画像から拝借した)
電装の直流化・全波整流化に流用されるレギュレートレクチファイヤとしてはジョルノクレアの純正が有名ですが、残念ながら現在は入手困難とのことで、今回は中華レギュレーターを使います。
もっとデカイ単車の三相交流タイプの二相のみを使うという手もありますが、使えるか解からん中古レギュレーターもゴミ中華レギュレーターも変わらんだろうとこちらを採用しました。何より安いしw
配線は4本タイプで各端子の接続先は…
黄色2本 AC入力 交流発電機(ACジェネレーター)から
赤 DC出力 バッテリープラスへ
緑 アース
となっているそうだ。
いろんなタイプの中華レギュレーターが出回る中でどの端子がどの役割なのかをしっかり把握してから購入しましょう。
オレも色々使いましたが、配線付きのヤツが何かと使い易いと思います。
2
DT50の初期型(17W)の電気配線図です。
年式によりカプラ形状、配線色、あとは6速スイッチやらコントロールユニット、最終型(3LM5)なんかは常時点灯化や一体型の4端子レギュレートレクチファイヤに変更されていたりしますが、基本的に今回の加工箇所に違い無い…ハズ(ぉぃ
もちろん、既に他車種のレギュレートレクチファイヤを用いて12V化してる車両はそれに合わせた加工が必要になることを承知していただきたい。
あくまでもノーマルの6V仕様車から12V化&全波整流化への加工箇所を記載しています。
それともう一点、現状で6V仕様であれば他に2Pの12Vフラッシャーリレー、各電球、12Vバッテリーの用意をお忘れなく。
これ等の交換方法については省略させていただきます。
3
先ずはコイル加工編で繋ぎ変えたC.D.Iマグネト。
ジェネレーター…簡単に言えばエンジンから出てるハーネスの束から
『黄/赤』
の線を見つけます。
車両側カプラ(ピンク丸)とジェネレーター側カプラ(赤丸)の双方をカプラから引っこ抜くか切断します。
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次にレクチファイヤへ繋がる『赤線』と『白線』を引っこ抜きます。
同様にレギュレーターへ繋がる『黄/白線』も引っこ抜きます。
この黄/白線は使いませんのでどこかに短絡しないように絶縁します。
さらに、配線を抜いたレギュレーター、レクチファイヤ共に車体から取り外します。
今後、6V仕様へ戻さないのであればコイツ等は捨てちゃって構いませんw
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そして、引っこ抜いた各線とジェネレーターの黄/赤線を図の様に接続します。
接続は全部ブッタ切ってメスの平端子で接続でも構いませんが、スマートにキメたいモテ男な貴方にはカプラー化しての接続を進めます。
なんだっけ?250型カプラの4Pだったかそんなヤツです。
カー用品店なんかでエーモンコーナーにあるヤツですね。
既に12V化した車両や最終型(3LM5)の場合は元の4Pカプラの端子を差し替えればスマートです。
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最後に車体側カプラから外して余った黄/赤線にキーONでDC電源が入る線…ヤマハの場合は大概は茶線です。
茶線なら何処でも良いとは思いますが、何かトラブルがあった際に対処しやすいようメインキーから分岐させた方が良いかと思います。
ここでもスマートにキメたいモテ男な貴方ならカプラー化を薦めます。
メインキーは年式違いでカプラー形状が幾つか存在するようなので、現物を見てカプラを買って下さい。
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以上で全波整流化への加工は完了してる…ハズです。
6V仕様の場合はバッテリー、各種電球、フラッシャーリレーを12V仕様に交換します。
使用する電球の消費電力や後付けの電装品などでヒューズを15A~20A程度モノに交換しておいたほうが良いかもしれません。
何故かは判りませんが、12Vコンバートをすると高確率でヘッドライトのHi/Loスイッチが逆になります。
解っていればそのままでも問題はありませんが、気になるようでしたらスイッチかヘッドライトソケットの線を繋ぎ換えて下さい。
8
仕上げにキーをON&ライトスイッチONでヘッドライト、テールランプ、メーター照明が点灯すれば成功です。
テスターを使って、アイドリング~回転を上げて充電電圧が上がればO.Kです。
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