クラッチ交換とFR化と駆動系の流用強化(R180化)

10年前の車両購入時から滑り気味のジャダー出まくりだった純正クラッチがそこから約3万km走って遂にご臨終の為交換しました。

CUSCOのカッパーシングルにしました。

ジャッキアップしてしまう前にI/C、ミッション周りの配線や部品類を外します。もれなく馬鹿トルクで締まってるので鉄パイプ必須でした。

車高調のボルト2本外してドラシャが引っこ抜き、下に潜って触媒、ペラシャ、MTメンバー、締結ボルト外してやればあとはミッションが降りるんですが、エンジンとガチガチにくっついてるのでまずはタガネやマイナスでぶったたき、次にタイヤレバーでこじって、再度下に潜り全力で揺すります。

降りました！

フライホイールもKTSの超軽量タイプに変更。
クランクシールやカバーからのオイル漏れが凄まじく、清掃にかなり時間かかりました。
それらの部品も、もちろん交換です。

ついでにFR化も進めます。
ミッション後ろ側ケースを割ってセンターデフを取り出し溶接します。

きったない溶接ですがバチっとくっつけば良いでしょう。

剥がれたらプロに頼みます。

フロントドライブシャフトは撤去しただけだと走行中にハブごと脱落してしまうので切断しハブのスプラインに刺して蓋をします。

FR化するとリア駆動系の強度は容量不足のためDCCD搭載グレードの駆動系(R180)をごっそり移植します。強度アップに純正機械式LSDも付いて一石二鳥。

・GC8用リアデフ
・GC8 or GDB用ドライブシャフト
・GDB用ナックルハブ(ABS付のGD用じゃないと車検NGなため)
・GC8.GDA用2pot or GDB用ブレンボ2potキャリパー＆ローター

写真は取り外したR160用一式

固着していたラテラルリンクのブッシュは新品に打ち換えました

キャリパーはついでに塗装。
ローターはwinmaxのスリット。
リアに合わせてフロントキャリパーもO/H.塗装しました

すべて元通り組んで完成
トータルで3週間かかりました。

サイドターンも出来なかった車がテールスライドする事に感動(^^