
至る所で良質な湧き水が出る熊本。
当然に温泉地も多数あり泊まるところには事欠きません。
・・つか、むしろ選択肢多くて迷うほど。
当初は折角なのでカルデラの中、南阿蘇村あたりでと思ってました。
ところが予約しようかと思ってたタイミングで阿蘇山の噴火警戒レベルが一時3に引き上げ。💧
(その後ひと月弱で2に戻りましたが。)
まー夫婦それぞれ中岳火口には大昔に修学旅行で行ったこともあるし、無理やり行くほどの必要もないよね、ということで南阿蘇は見送りに。
ならば黒川温泉あたりかとも考えたものの、これまた相方が既に宿泊経験済み。
あと黒川温泉って何だか急に有名になり過ぎちゃったなっていう部分もあります。
ちょいと天邪鬼的な部分もあるのでやはり見送り。
天草と人吉はさすがにちと遠い。
そんな訳で山鹿か玉名を候補として絞り込んだ結果、
玉名温泉のこちらのお宿に。
創業は結構古いみたいですがリニューアルして綺麗になったようです。
ロビーも雰囲気ありますね~。
どうもここを目的にお越しになる客も多いみたいで、我々が到着の16時には宿泊客用駐車場はほぼ満でした。
お蔭でチェックインも静かなもの。(笑)
こちらが今回のお部屋。
ワンフロアに2室しかないのでこれまた静か。
部屋の広さはなんと100㎡とか。
2人で泊るにはちと広すぎですな・・つか、我が家より広いぞ。💦
何かするにもいちいち移動が大変。(笑)
部屋付の半露天も大人3人行けます。
玉名温泉はメタケイ酸が多く美人の湯と称されているとのこと。
確かに湯あたりも柔らかい。
源泉温度が低いので若干沸かしが必要なようですが、加減すればその分ゆっくり浸かれます。
夕飯は部屋にあるダイニングで。
部屋食は4年前の下田以来かな、だいぶ久しぶり。
最近は人手を確保するのもかなり大変でしょうけど、室数とかによっちゃ却ってお食事処より効率良いのかも。
まずは生ビール。
隣の台の物はこちら名物のトマト鍋だそうな。
こちらの前菜もすっかり秋模様。
太刀魚の隣にいるのは唐芋のカステラでした。
お造りもまずまず。
鯛は天草の秀美鯛とかいうブランド鯛だそうな。
吸い物の真丈は鱧。
夏の鱧とは違って味が濃いそうですが、確かにそんな感じするような。💦
焼物。
若狭焼きと書いてありましたが鱗のパリパリ感は判らず。💦
添えてある醪味噌がやや勝っちゃってるようなですが、味は旨い。
トマト鍋はトマトの中に挽肉が入っていてちと洋風な趣き。
ややピリ辛で何だかパルミジャーノ掛けたくなります。(笑)
ここもあとは強肴とお食事となるので別注の馬のたたきをオーダー。
熊本と言えば馬肉やあか牛ですよね。
すりおろしの生姜が甘い醤油を引き締めてくれてめちゃ旨し。
強肴は味彩牛のソテー。
あか牛ではなくちと残念でした。
ご飯はむかご入り。
水菓子は凡庸でしたので省略。
この後はダラダラと二次会したり風呂入って就寝。
朝ごはん。
何とかなるボリューム感で助かります。
卵かけご飯の醤油。
九州の割にさほど甘くなく出しゃばらないのが好印象。
買って帰れば良かったなぁ・・。
チェックアウトもこれまたロビーに誰も客がおらず。
結局、他の宿泊客に誰も会いませんでした。(驚)
ホントは土産処で少しお土産でも買おうかと思ってたんですがね、
全力でお見送り体制に入られちゃったので何も買わずお暇することに。💦
さて、今日の行先は阿蘇方面。
と言っても草千里や大観峰とかではなく、今回の地震が起こる前から気になっていた施設などを巡ります。
熊本地震震災ミュージアムKIOKU。
元は東海大学の阿蘇キャンパスでしたが、10年前の地震でキャンパスは益城町へ移転、今は震災遺構と震災の記録を保存展示する施設となってます。
10年前の地震の被害が生々しい。
時計は当時M7.3の本震があった時刻で止まってました。
前震も夜でしたが特に本震は真夜中。
天災は人の都合なんてお構いなしですが、せめて昼間ならとも思ってしまいますよね。
当時は大きな揺れの後に来るのは余震、せいぜい本震と同程度かそれ以下というのが一般的な認識。
が、M6.5の28時間後にM7.3の本震。
これは大きなショックでした。
ジオラマの黄色と緑の玉が10年前の震央。で、赤が今回。
そういう意味では断層帯が正確に把握されている訳ですが。
これがいつ動くかが判れば良いのに。
地表に現れた地震断層。
2012年に伺った北淡震災記念公園の野島断層ほどの巨大さはないものの、
断層型地震の怖さを肌で感じられます。
揺れの暴力的な感じとか、プレート型とはまた違う怖さがありますね。
旧東海大学阿蘇校舎一号館。
この建物の下の断層がまさにズレたことで甚大な被害を受けました。
ただ、ここでは逆に夜中だったために人的被害が少なかったとも言えます。
昼間だったら学生さんやら職員さんが多数いたでしょうからね。
鉄骨鉄筋コンクリートも大きなダメージ。
結局東海大学がこちらでの修復、再建を断念したのも理解できます。
そりゃキャンパス内に断層があるようなとこじゃ無理ですよね。
ランドスケープ的にはとても素晴らしいところ。
阿蘇の雄大な景色を眺めながら芝生でゴロ寝したらさぞ気持ちよさそうな。
この後は少し移動。
新阿蘇大橋。
橋の袂にはヨミュールという展望施設があるのでここで小休止。
ここにあるKibacoというソフトクリームの店。
阿蘇の乳牛のミルクを使ってるそうな。
もちろんここでソフ活します。
リボンソフトというプチバズリ商品を20代のカップルさんが食べてましたが
さすがに初老にはハードルが高いので、フツーのソフトの方で。(笑)
生乳感たっぷりで美味しゅうございました。
少し移動すれば元の阿蘇大橋が見える場所もあります。
地震により数鹿流崩れという大規模な斜面崩壊が起き、この橋は崩落。
これも震災の遺構としての位置付けで今に至るようです。
さて、米塚や草千里まで足を伸ばすか少し迷いましたが今回はここまで。
福岡に戻ります。
いずれまた再訪する機会もあるでしょう。
レンタカーを返却し空港に戻るとまだ出発まで2時間以上。
漸く腹も減って来たのでちょいと早めの晩ご飯。
市内にも店舗のあるこちらへ。
まずは一杯。
・・っても、僕はノンアルですけどね。(笑)
ポテサラは手作り感がしっかりあってなかなか良き。
福岡と言えばゴマサバでしょ。
ローカルCMでもやってる竹乃屋さんのぐるぐる鶏かわも惹かれましたが
今日は理由があって敢えてこちらの店に。
それがこれ、水炊き。
1人前から頼めるのが有難い。
もちろん追加で肉も野菜もスープも頼めるので腹の加減とも相談しやすい。
市内の店に行ったことがないので判りませんが、ここは空港ならではなのか、
サーブが凄く早いのが素晴らしい。
夜食用に高菜と明太の入ったおにぎりを買ってお会計。
それぞれの地元グルメも頂けて概ね満足でしたが、敢えて言うなら太平燕は食べたかったかな~。
帰りの羽田便は定刻の出発。
最近お気に入りのビーフコンソメスープ。
ついお代わりしてしまいます。(笑)
羽田のこの時間の運用はILS X RWY34LということでA滑走路に降ります。
富津のKAIHOポイントでは4000ft以上と制限通りの進入。
この後はILSに従って降りる安心のランディング。
第二ビル側に回りこんでも定刻前着でした。
今回は10年で二度の地震にも挫けず頑張る方々を沢山拝見しました。
何だかむしろこちらが力を貰ったような。