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イイね!
2016年02月06日

今更ながら・・

今更ながら・・ 前回のブログエントリしたあと、ふとB6304Tについて思いを巡らしてみました。

日本市場ではもはや数少ない選択肢となったインライン6。
特に横置きしてるのはボルボだけ・・かな?
それが判っていたこととはいえ、今まさに市場から去ろうとしている訳で。
(まーまだS80が残ってると言えばそりゃそうなんですが・・。)
今更ながら、なんか結構、残念なことのように思えてきたりしてます・・。

そもそもB6304Tはむしろ往年の5気筒よりも世代的には全然新しい。
デビューは06年。横置きでのインライン6を実現するため、かなり攻めた設計をしたそうな。
で、結果として5気筒と長さでほぼ互角と言えるレベルを実現。
アルミブロックも多用し、軽量コンパクトな新世代エンジンとして、その当時いくつかのアワードも受賞したりしてますよね。



バリエーションとしては過給器付とNAの2つがありますが、両者は排気量が異なります。
過給器付は3.0L、一方、NAは3.2。

ストロークだけでなくボア径も違ってますね。
ボアストを変えると腰上のレイアウトも違って来てコスト掛かるんですけどねぇ・・。
それを承知でNAはギリギリまでボアを拡げるという作戦。
マンパワーの少ない中でも開発陣の気合を感じますね~。



一方で過給器付は補器類の配置に苦心の跡が見て取れますね。

で、これをS80や135だけでなく、S/V60系のエンジンコンパートメントにまで押し込んだ。(笑)



あ、もちろんこれはあくまでリスペクトとして書いてますので、誤解のないよう・・。
このぎゅうぎゅう詰め感がたまりませんな・・。
C1シャシーに無理やり5気筒と同じ匂いがしますねぇ・・。(笑)

まーそれはさておき。
設計もさほど古くないのに引退するにはちと早い、勿体ない、というのが個人的な本音です。

確かに急速に進んでしまったダウンサイズ化の波に押され、エミッションや効率、燃費の面で大排気量エンジンは分が悪い。
そういう意味で居場所がなくなってしまったという感じが強いですね。

もちろんVEAなT6は、運動性能面で言えばきっとインライン6版よりも高いことでしょう。
ただ、そういうとこだけでクルマの良し悪しは語れない、って部分も実際にはある。

そうそう、余談ですが、



フォードの撤退も結構個人的にはショックでかいです。
比較的安易に撤退を意思決定できるくらい、シュリンクして魅力のない市場になりつつある、
ということでもあるのか・・。

何にせよ多様性という点で、また一つ選択肢がなくなったのは事実かな・・。
ブログ一覧 | その他 | クルマ
Posted at 2016/02/06 16:20:13

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この記事へのコメント

2016年2月6日 18:39
ばじいさん こんばんは!
興味深く拝読させていただきました。

B6304T、 VOLVO最後の直6 3.0L直噴ターボエンジン(因みにNAは3.2L) 
この時代錯誤的なエンジンは、ダウンサイジングの流れのなかで、予想以上に短命でしたね!

燃費悪い、頭重い、税金高いと散々な言われ様でしたが、シルキーシックスの滑らかなふけ上がりとトルクフルな走りはストレスフリーで高速中心の自分の使い勝手にマッチして、疲れ知らずのシートと合わせてお気に入りです(^_^)ノ

新型T6エンジンとどちらが勝っているとか議論するつもりは毛頭ありませんが、希少価値となってしまったこの直6エンジンのS60を維持りながら、乗り潰れるまで唯一無二の相棒にしたいと思ってます(*^_^*)
コメントへの返答
2016年2月6日 19:26
こんばんは。
コメント有難うございます。(^^)

デビュー当時、決して読みを間違えた訳ではないんですが、取り巻く環境が予想以上に急激に変化してしまった、というとこのような気もしますね。

インライン6は不平衡振動が生じないという素性の良さがまさに他に替えがたい魅力ですね。回すと楽しいし気持ち良い。
仰る通りで、メリット、デメリットはむしろ使い方による部分も大きいですよね。
shinolarさんのように持ち味を最大限に生かす使い方をされておられるなら、最高の相棒となりうる訳ですね。

う~ん、そう考えるとB6304T、まだまだ全然行けると思うんですですけどねぇ・・。
ホントもったいないなぁ・・。
2016年2月6日 19:58
こんばんは。

絶版・撤退…思い入れが強ければ、尚の事残念です。
フォードは一応、MAZDAと協力し続けたのに何で?との思いが、きっと強かったと思います。こんだけやっても売り上げに繋がらないのか…と。
ただオートラマ時代の様に、今のMAZDA車でフォード車を作ってみたら…たらればは見苦しいかも知れませんが、ちょっと興味があります。

低公害であって欲しいですが、低燃費だととても嬉しいですが、それだけじゃない魅力がすぐ見て取れるクルマを、どうか作り続けて欲しいです。
VOLVOもフォードも、クルマ自体は魅力的です。私(わが家)に合ったクルマでないだけですダカラカ!?
コメントへの返答
2016年2月6日 20:22
こんばんは~。

フォードの車は直接持ってたことはないんですが、今の車も含めてかれこれ4台ほど縁がありました。
そもそも箱替えする時にも個人的には選択肢の中から外したこともないです。

実は結構技術高いのに、それがあんまり前面に出てないんですよね・・。
独車のほぼ一人勝ちなのは、やっぱブランドイメージによるところが大きいですが、それを確立できなかったのが主な撤退要因とも言えますね。

HV、PHVなどがこれだけシェアを伸ばしている今の市場で、多様性がどこまで維持されるのか・・。
個人的にはどんどんその多様性が狭まっている感じを受ける今日この頃です・・。(>_<)
2016年2月6日 20:27
こんばんわ、ボルボの直列6気筒本当に良いです!この気持ち良さやトルクの余裕感といい、フィーリングも最高ですね!これからの時代この6気筒が益々貴重ですので今を楽しみたいです。(^^)/
コメントへの返答
2016年2月6日 20:41
こんばんは。
おお、NAユーザさんのコメント、有難いです。(^^)
インライン6のフィーリングを直で楽しんでおられる訳ですからね~。
これから貴重な直6となるのは間違いないですので、是非末永く・・。(^^)/
2016年2月6日 21:57
ぱじいさん こんばんは(^_^)

C1プラットフォーム+ 5発Eg車 乗りです♪
私も好きで買いましたが、やはり頭でっかちな
ステアフィールは否めません。
確かに S/V60+B6304T も押し詰め感ありあり
ですね。 昔見たZ32+VGを思い出します(~_~)

あ、話がそれちゃいましたが、なかなか評判の
良いボルボの6発Eg、しかも横置きな辺りとかも。
ホント ラインナップ消失は勿体無いですね(*_*)

カタログ上でのパワーや燃費だけでは表せない
トコが有るんですけどね~
いつか B6304T搭載車を持ってみたいです♪
コメントへの返答
2016年2月7日 9:10
おはようございます。

はい~、存じております。
ってか、そう書きながらnoaさんが頭に浮かびましたよ~。(^^)
これまた良い感じのぎゅうぎゅう詰め感ありますよね。整備するのがちと大変ですが・・。(笑)

そうなんですよね。
3発の話はあるものの、ほぼほぼ4発オンリー路線のようですね。
ダウンサイズによる排気量減という状況からすれば、多気筒化はもはや難しいでしょうねぇ・・。
B6304T搭載車はこれから貴重な存在ですから、なかなか良いタマは難しそうですね~。(^^;)
2016年2月6日 23:13
こんばんは

B6304T、ホントに味のある良いエンジンなんですけれどね。

直6を横置きで搭載したことによる旋回半径の大きさが実用上の泣き所ですが、それを補って余りある濃厚なエンジンフィールはやはり他に得難い魅力がある気がします。

いかにもターボらしいターボ(所謂ドッカンターボ)エンジンなのも、今となってはなかなか貴重なのではないかと。

我が家の用途からするとB6304Tは完全にオーバースペックですが、輸入Dセグ車の6発搭載車としては極めてリーズナブルなお値段だったので、こういう選択肢が市場から消えてしまうのは本当に残念です。
コメントへの返答
2016年2月7日 9:19
おはようございます。

ですよね~。
インライン6ならではのエンジンフィール、サウンドは、余人(余物?)をもって替えがたい、というのがありますね。

当時トレンドであったV6ではなく、敢えて直6としたことについて、VCは安全性を重視する信念からだとの説明でした。
まー理由は必ずしもそれだけではなかったと思いますが、逆にそれがオンリーワンを生んだのは事実ですね。

そもそものボルボはゆったりツーリングするクルマというのがキャラだと思います。
そういう意味でも独車的でない持ち味はあり続けて欲しいですよね。

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