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2014年11月19日 イイね!

自分的まとめ(まとまってないけど・・) その3

自分的まとめ(まとまってないけど・・) その3相変わらずしつこく、今日もこのネタで行きます。(笑)

というのも先日、Koyuさんとのコメのやり取りで、ある宿題が出来たので・・。

その宿題とは、純正オイルは(で)良いのかどうなのか、ってことと、
もし純正以外のオイルを使用するとしたらポイントは何か、ってことです。


でもって、あれこれ調べてみて、僕なりに出た結論としては、
「特に拘りがないなら、純正が一番無難。」
ということでした・・。(^_^;)

騒いだ割にそれかい・・。
はい、そーです・・。(^_^;)
まーでも、無難だけど最良の選択ではない、とも同時に思ってます。

というのも、結局、ルブリカントってそもそもクルマをどう使うかとか、使用する環境で
かなり違うからです。
街乗りの短距離メイン、たまに週末だけ遠出という人もいるし、遠乗りを良くやる人もいる。
通勤だけどそこそこ距離乗る人もいるし、汗錬したり、サーキット走るなんてのもある。

しかも、日本の場合、寒冷地で-40℃がフツーに出ちゃうようなとこもあるし、
夏場の暑い時は+40℃超えるとこもある。その開きは90℃近くにもなる。
当然、油温もかなり違いが生じてきますから、粘度や劣化の仕方にも違いがある。
なので、それに合わせてより適切な粘度とかでオイルをチョイスするとなると、
SAE粘度的に必ずしもメーカ推奨値が適切とは言い切れない場合もあります。

あ、もちろん、エンジン設計の段階からどのようなSAE粘度のオイルを使用するかも
考慮される訳ですから、それをないがしろにして良いとは考えてません。
ただ、実際のあらゆる使用状態や使用環境を想定して、最もリスクが少ないであろう
最大公約数的なものであって、ベストパフォーマンスを目指したものではない。

因みに、誤解と思われるのは、「拘るべきなのはサーキットや峠を走ることが多い人であって、
街乗りメインなら関係ない」という考え方。
潤滑という観点からすると、むしろ街乗りで低回転域ばかりだったり、短距離走行だったり、
毎日は乗らない、という方が機関やオイルに負担が大きかったりします。
始動の度にドライスタートとなりますし、低回転域ではブローバイも多く、燃料による
希釈やNox濃度の増加による影響が大きいからです。
ただ、絶対的に距離が少ないので、実際のトラブルに見舞われる確率は低い。
なので、長く乗るつもりがないのであれば、結果としては拘る必要性はあまりない、
とも言えますけどね・・。

あ、なので、人の評判やインプレってのは、そういう訳で使い方や環境が同じような人の
モノでないと、あまりアテにならない、ということでもありますね。(笑)
ガンガン回して高い油温で走るような方に合うオイルが、街乗りばかりするような人には
合う訳はない。

あっと・・、文字ばっかになってきた・・。(汗)

とにかく、あえて純正以外を選ぶのなら、クルマの乗り方や使用環境を良く考えた上で、
オイルを選ぶ基準や交換するサイクルを、自分なりに確立する必要があります。
ちと面倒ですが・・。
ただ、そうすることで体感できるレベルでの違いは十分にありうると思いますし、
長く乗るなら余計その差は大きいだろうと。

で、ホントはもう少しマニアックな領域に入りたいとこなんですが・・やめときます。(^_^;)
そろそろ画像でも。



BTCCで活躍した850。
この頃はQ8(クェート)オイルでしたね~。



同じくBTCCのS40。なんと、モービルです。
その後、Castrolとの提携が始まって、かれこれ15年くらいになるんでしょうか。

まーそれはさておき。
エンジンオイルって、粘度や添加剤、更には使い方にもよりますが意外と消費されます。
(「オイルレベルテイカ」アラームの経験がある方も少なくないかと・・。)
もちろん、アラームが出たとしてもすぐにエンジンにダメージがある訳ではないですが、
そもそもアラームされないように、普段からこまめなレベルチェックは必要そうですね~。

まーこれ、実は、自分への戒めでもあります・・。
最近、レベルチェックしてないからなぁ・・。(^_^;)
Posted at 2014/11/19 16:51:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | いじり・パーツネタ | クルマ
2014年11月13日 イイね!

自分的まとめ(まとまってないけど・・) その2

自分的まとめ(まとまってないけど・・) その2今日もしつこく、ルブリカントネタです。

しかしこのネタ、掘り下げていくと・・解ってたこととは言え、深いです。(笑)

まー突き詰める根性はないのでどこかでテキトーに終わると思うんですが、それまでは自分的に暫く楽しめそうです。(^_^;)

でもって、今回は添加剤の自分的まとめをしてみたいなぁと。

添加剤と言うと↑のようなアフター品をイメージする方も多いようですが、そっちではありません。
余談ですが、これって30年以上前からありますよねぇ・・、超ロングセラー。(笑)
何が入ってるのかさっぱり判りませんが・・。(^_^;)

まーそれはさておき。エンジンオイル製品として、基油にあれこれ添加されるモノには
主に次のようなモノがあるそうな。

1. 清浄分散剤・・清浄剤は高温運転における劣化物の沈積を予防、抑制。
           分散剤は比較的低温で発生するスラッジを分散させる。
2. 流動点降下剤・・基油の流動点を下げる。
3. 極圧添加剤・・極圧潤滑(接触荷重の高い摺動部の潤滑)において接触面と反応し、
           摩擦・摩耗を少なくし、焼付きを防止。
4. 酸化防止剤・・潤滑油の酸化による劣化を防止。
           また触媒となる金属の表面を被覆したり、不活性化する。
5. 固体潤滑剤・・摩擦・摩耗を減少させるために粉末または薄膜として使用される固体。
6. 油性向上剤・・境界摩擦を低減し、油性を向上させる。
7. 防錆剤・・金属の表面に吸着し、保護膜を形成してさびの発生を防ぐ。
8. 乳化防止剤・・水分などの混入によるエマルジョン化を防止する。
9. 消泡剤・・潤滑油の表面張力が小さくしたり泡膜を破断し、泡立ちを防止する。
10. 粘度指数向上剤・・高温化における粘度低下を防止し、温度による粘度変化を小さくする。
              油溶性高分子ポリマー

そうそう、添加剤というと悪いイメージを持つ方もいらっしゃるみたいですけど、
そもそも基油だけでは通常、エンジンオイルとして使うことはできません。
なので、どの製品にも大なり小なり、全部とは限りませんが必ず添加されています。

なお、10の粘度指数向上剤だけは、他の添加剤とは区別してポリマーと呼ぶ場合もあるようです。
因みに、このポリマーなしで可能な粘度は、SAE粘度的には0W-30とか15W-50あたりの
比較的狭いレンジのモノまでで、それよりワイドレンジとなるとポリマー必須となるようです。

ただ、この高分子ポリマーは、高温、高せん断条件下でせん断されて劣化すると、
いずれは堆積物・沈殿物(スラッジ)の主な要因となります。
(もちろん、スラッジはこの他にもカーボンやブローバイ、粉じんなども含む場合が
あるようですが、話がずれるので省略。)
つまり、市販のオイルで、ノンポリマーと称しているモノはこの粘度指数向上剤は入ってない、
ということであって、それ以外の添加剤は大なり小なり入ってます。

そんな訳で、市販エンジンオイルの場合、添加剤は品質の確保や保持に必要なものですが、
当然コストも掛かりますので、添加は必要最小限に限られることになります。

もちろん、それで十分というユーザであれば特に気にすることもない訳ですが、
クルマの性能を引き出したいとか、性能劣化をできるだけ避けたい、というユーザなら
添加剤を増やしたくなるというのも人情。だからアフター品がある。

一方で、安いオイルは基油もさることながら、添加剤もコスト重視となるのでその劣化も早い。
やっぱ安いなりの訳がある、ということなんですね。
まー逆に高いから安心かというと、意外とパチもん的なものもあったりするんで始末に悪い。(笑)
素人には難しい世界です。

余談ですが、一部のAPI規格SNグレードのオイルでは、アフター品な添加剤を混ぜると、
ゲル化してしまうという話もあるそうな。
まーそこまでにはならなくても、元々のオイルに添加されているものとアフター品との間にも
相性問題はあるようです。使うなら気を付ける必要はありそうですね。

あ、そろそろ話が長くなってきたので、個人的にまとめると、
ポリマーはなるべく少なくしたいし、できればない方がやっぱ好み。
あと極圧潤滑性能が良いモノかなぁ・・。



↑は手動式のチムケンテスター。
極圧潤滑性能を評価するものですが、エンジンオイルには意味がないという意見もあれば、
その逆を言ってるとこもある。
ただ、高負荷によりそれなりに極圧となる部分もあるので、それなりには気になります。
この極圧潤滑性能を良くする手法についてもそれぞれあるようですが、摩耗する方向性で
向上させる添加剤はやはり個人的には好きになれません。
あと、個体潤滑剤もやはり劣化することでスラッジになり得るので、できれば入ってて欲しくない。

そうそう、テストつながりですが、ホットチューブテストってのがあります。
このテストはピストン周辺などやターボのオイルインレットチューブなどに堆積されるカーボンや
スラッジの発生量を判断するテストで、循環経路に堆積するスラッジの評価に適してるとか。

試験方法は、サンプルのオイルを280℃のチューブの中に16時間、少しずつ流動させ、
熱劣化によりできたガム質やスラッジの発生量を見て、高温清掃性・耐熱性を評価します。
まー、ターボだからと言っても、シリンダーやタービン周りは水冷ラインも確保されているんで、
やたら神経質になる必要はないという見解もあるようです。
ただ、一時的にかなりの高温に晒される可能性はあるんで、多少は気になるし、実際、
それなりなお値段の高級なオイルは、この辺も結果が良い。

そうそう、ホットチューブより過激なヤツですが、趣旨が同じ動画がありました。



まーこれも何か変な力学が働いてる感じはしますが・・。(笑)
ただ、キャタライザでもそれより高い温度は普通に出るし、過激すぎるという訳でもないかと。
Posted at 2014/11/13 14:19:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | いじり・パーツネタ | クルマ
2014年11月05日 イイね!

錦秋の南東北へ

錦秋の南東北へ世の中的に三連休&日曜出勤もなし、ということで、うちでも久しぶりに連休が取れました。

と言っても、11/1は仕事があったので、一日ずれの三連休。
そんな訳で錦秋の風景を求めて、南東北へお出掛けです。

あ、昨年は新幹線でしたが、今回はクルマにしました。
ボルボでドライブも最高なんですが、酒も好きなもんで、この辺はいつも悩ましいんですよね~。
酒をとるか、クルマをとるか・・。

まーそれはさておき。
11/3は三連休最後の日ということもあり、首都高も東北道下りも順調。
ちょっと引っ張って安達太良SAまで走り、お昼。
何シテルでアップしたんですが、何故かウルトラマンティガ(?)の自販機が置いてありました。
円谷英二氏の出身は須賀川なんですけどね・・。
余談ですが、円谷氏と名コンビを組んだ本多猪四郎氏も山形出身ですよね~。
南東北もスゴイ方が沢山いらっしゃるお土地柄です。



途中、下道をのんびり走って、ここのとこ定宿化しつつある赤湯のお宿に到着。
部屋から見る中庭も良い感じに色付いてました。

その後、近所のワイナリーで地元のワインを大人買い(って、子どもはワインを買わんよね・・。)
して、再び宿に戻ってドボン。
は~、沁みますね・・。

その後はお待ちかねの夕食タイム。



地物のワインも新酒の季節。
若いけどそれほど角がなく、料理に良く合います。
先付や土瓶蒸し、お造りにも合いました。



今回のメインはしゃぶしゃぶにしました。
もちろん、産地偽装はありませんよ。(笑)



そして、山形のソウルフード、芋煮と、今回は蟹の炊き込みご飯で〆。
いつもの暖かいもてなしと、旨い酒、旨い飯。言うことなし。(^^)



実は11月の頭は神のん十ん回目のバースデー。
二人とも甘いものはあまり好きではないんですが、久しぶりに頼んでみました。

爆弾低気圧と冬型の気圧配置が心配でしたが、翌日は意外にもなかなかの好天。
宿をチェックアウトして、目指すは東北の名刹、山寺。



根本中道下、入山口近くの駐車場に車を止め、1,015段の階段を歩きます。



芭蕉の句で有名な蝉堂を過ぎると、大きな岩盤が。百丈岩というそうです。
景色を楽しみつつゆっくり歩けば、さほど辛くもない道のりです。



仁王門を過ぎて少し登って振り返ると、五大堂はもうすぐ。



八合目くらいにある山内支院の周りも見事な紅葉。そして、



五大堂に到着。素晴らしい眺めでした。
まさに心のお洗濯って感じですね~。



で、奥の院まで1,015段、ちゃんと制覇しました。
その後は麓に戻って、やや遅めのお昼。



駐車場のおばちゃんに勧められた、美登屋さん。
名物の板そばはなかなかボリューム満点です。
新蕎麦の時期ですね~。
香りはそれほど強くなかったですが、まずまずのお味でした。

帰りは川西の斉藤さんに寄って牛賜を買おうと思ったら、なんと定休日で空振り。
仕方なく米沢に戻り、新杵屋さんで牛肉どまん中をおみやに。



みそ味もあって、それもちと気になったけど、とりあえず定番を買いました。

あ、帰りは那須高原で更に五峰館のチーズケーキなんぞを買ったり。(笑)
Posted at 2014/11/05 13:15:44 | コメント(5) | トラックバック(0) | お出かけ | 旅行/地域

プロフィール

「@T(てぃー) さん
明日も休んでたら確定ですね。笑」
何シテル?   05/08 21:26
ぱじい改めpjgです。 そこそこ弄りと維持りを楽しみながらカーライフを過ごしております。 いい歳こいて人付き合いが下手なので、オフでお会いするなどの...
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