メモ的に記そうと思います。
簡単にいってしまうと、
「後輪駆動車においてエンジンブレーキは後輪のみを制御する有効な手段である」っということです。
ヒール&トゥーは言うまでもなく、3ペダルのMT車でスポーツ走行する上で重要なテクニックです。
ですが、このヒール&トゥーというテクニックは各駆動方式によって、その”効果”が異なるのです。
ヒール&トゥーを行うのは通常、
1 次のギアに用意しておく
2 エンジンブレーキを効かせて、より制動力を生み出し、より減速する
っという2つの理由があります。
このうち、”エンジンブレーキ”は各駆動輪にそれぞれ均等に制動力がかかります。
(前輪駆動なら前輪にのみ、後輪駆動なら後輪にのみ、四輪駆動なら四輪に。)
通常ブレーキング時は、車は前のめりになるので前輪には大きな負荷がかかります。
一般のノーマル車というのは通常、ブレーキング時のバランスは車を安定させるためにアンダー傾向、つまり後輪より前輪に強く制動力がかかるように設定されています。
しかし、より制動力を上げるには後輪も有効に使ってブレーキングするべきです。
そう考えた場合、後輪駆動車におけるエンジンブレーキというのは後輪のみを独立して制御する有効な手段といえます。
(同じ意味あいで、サイドブレーキも後輪を独立して制御できる有効な手段です。
そのため、ブレーキングしながらサイドブレーキを引くことで、ブレーキの前後バランスを調整するっというテクニックも存在します。)
例えば、前輪駆動車などでヒール&トゥーができたとしても、既に駆動輪である前輪に荷重が十分にのっているため、エンジンブレーキによる制動力は後輪駆動車と比べるとあまり生かすことができないと思います。
しかし、後輪駆動車なら特にノーマル車に近い車なら制動力をかけるのにまだ余力のある後輪に制動力をプラスすることができるのでより短い距離で減速できます。
つまり減速に、より後輪を使うことができるわけです。
ヒール&トゥーというのは最もスポーツドライビングにおいてポピュラーなテクニックの一つだと思いますが、これが一つ一つのコーナーで確実に決まるかどうかが、まず”速さ”につながる部分だと思います。
↓これけっこう参考になります!!!
特に後半のシフト操作のところとか!
ビデオ時代のホットバージョンはけっこうドラテクな話多くて最近ハマってます(^_^)
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ドラテク | 日記
Posted at
2014/07/15 06:22:13