VTR1000F スロットルポジションセンサー調整

色々調整して調整毎に調子が良くなっていきますが、高回転域の伸びがイマイチでした。知り合いのVTRを乗ると高回転域が私の車両より明らかに伸びます。しかしマフラー交換車なので単純比較はできませんでした。
私の車両は逆車ノーマルマフラーにしても伸びがイマイチと思い、スロットルポジションセンサー（以下TPS）の調整をしました。TPS調整前後で点火時期の進角度合いが変わるそうです。

調整の結果、*\(^o^)/*でした　笑

マニュアルによると、TPS側端子の赤黄色線と黄色黒線の抵抗値が規定されています。
キャブの狭いところに端子があり作業し難いので代わりにTPSコネクターをTPSに挿したまま左後ろのICMコネクターで診断します。配線図によると直結していますから。

んが、注意が必要でどうもマニュアルはピンサインを間違えている様です😫
正しいのは赤黄色と緑黒間の抵抗値です。

写真はICMから抵抗値を拾ったところ

※念のためTPSの抵抗値と比較しましたが全く同じ値でした

776Ωでした。

規定値は500±10Ωです。

規定値を大きく超えているので調整します♪

トルクスを緩めて角度調整します。

アクセルoff時にピタリ500Ωに調整しました。

試走の結果、7500-9500rpmの回り方が全然違います。今まではモサイ感じで消化試合的な回り方でしたが、綺麗に吹け上がる様になりました　笑

車で例えると4AGみたくキッチリ回る感じです。モサさはありません。ちょっとビックリしました。

海外フォーラムを見るとTPSの設定値が狂っている車両が多いそうなので、要チェックですね☑️

リヤのカウルを外して左後ろのICMコネクターを外して、コネクターの赤黄色と緑黒間の抵抗値を測るだけです。500±10Ωです。

定型文になりますが、自己責任でお願いします🙇

ご参考

※マニュアルは規定抵抗値は正しい様ですが、ターミナルAとBのピンサインが間違えている様です

ここから備忘録

マニュアル通りの赤黄色線と黄色黒線の抵抗値

調整前：4820Ω

調整後：5090Ω

エアクリーナーBOX
逆車の大口径インテークが付いていた。