さよなら

最後の勤務日の記憶と諸々。

いつもの時間に起きるものの眠剤の影響で朝から倦怠感。
軽い朝食の後、一番嫌いな薬を服用。

ガレージ前に軽く積もっていたので除雪しつつ暖気運転１分。

車で５分かからないpeace streetへ。


今日も冷え込んでいる。
つり銭や店内とトイレの掃除をして
シャッターを開け･････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・

またも凍っている


毎回のことでシャッター支柱を軽く蹴っ飛ばしで
開く。

開店７：３０
除雪車を出す。
泊まりの１００ランを洗う。
のぼりを出す。
交通誘導のおじさんに挨拶する。
８：００
未だ給油は来ない。

小学生たちがおはようを言ってくれる。
でも今日だけは「おはよう、車に気をつけて、いってらっしゃい」
これが言えない

おはよう
今日でお別れだから元気でねと・・・

昼をまたぎ夕刻、早番としては勤務終了の時刻。
そんなのは当に過ぎてる。

けども名残惜しくて諸所の片付けとかをする。

幼稚園バスのチビッ子。
朝にお母さんが連れ添って
いっしょにバイバイ！いってらっしゃいをしたものの

夕刻。
バスは着けども、お母さん未だ着かず。
店頭も暇だったので慌てて幼稚園の先生から
いつものチビッ子を預かる。

ただ、道路の向こうにお母さんが見えたので
変に解釈されたくないのでお母さんが来るから
バス出さないでくださいと
キレイな幼稚園の先生？送迎お姉さん？に伝える。

お母さん到着。
朝、お別れの挨拶をしておいたがまた再会。


「すみません！」
なんもです！
「ほら○○ちゃん、おじちゃんにさよなら言わないの？」
チビっこ「・・・・」

押しボタン横断歩道を渡っていくチビッ子とお母さん。
同時に給油のお客様来店。
日常に戻り窓など拭いていると

「おにいちゃーーーーーーーーーん」
「さよならーーーー元気でねーーーー」


沁みるものがあった


やっとお客様や地域住民の方々とも仲良くお話しできるようになった
が、去ることは仕方ない。

残念だけども

本当にさよならです。

さよならなんかは言わせないって唄があるけども

やっぱりサヨナラはサヨナラさ

８ヶ月共に働いたスタッフと硬い握手を交わし
職場を後にしました。

さようなら
peace street





最後に
目立った活躍も出来ず
年増のおじさんを置いてくれてありがとうございました。


さよなら