燃料給油口の蓋を開けるときには、室内のスイッチを押すと、蓋に付いているスプリングの力で蓋が多少開くようになっているのですが、プラスチックの劣化によりこのスプリングの固定が外れてしまったので補修してみたものです。

部品代としては、３５０円程度なので、修理するよりは部品を購入する方が簡単かもしれません。

写真は、スプリングベースにスプリングを取り付けてプラリペアで修理・固定したものを、蓋に取り付けているところです。

スプリングベースの取り外し方法については、次のＲａｃｃｏさんの整備手帳を参考にさせてもらいました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/1680537/car/1247490/4445535/note.aspx

作業としては、次のとおり進めました。
１　スプリングベースをヒートガンである程度暖める。(取り外し時の破損防止のため。)
２　スプリングベース左側を少しこじって蓋から外す。
３　スプリングベースを引っ張ってヒンジの軸から外し、多少左右にこじってヒンジの部分から外す。
４　スプリングベースを清掃し、これにスプリングを取り付けて、動かないよう養生テープ等で固定する。
５　スプリングベースから出ているプラスチックの突起部分を覆うようにプラリペアを盛り上げてスプリングを固定し、プラリペアの硬化が完了するまで２０分程度放置する。
６　完成した部品の擦れる部分にシリコングリス等を塗り、元の場所に戻す。