エアコン吹き出し口劣化スポンジの補修(その2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
カーナビの画面がここのところかなり薄くなり、目に悪いので交換することにしました。
液晶画面の交換は今回で2度目です。(以下は1回目の整備記録です。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1635582/car/1215446/2158713/note.aspx
実際のところ、CDロムのカーナビは地図情報の更新からも見放されており、あまり役には立たないのですが、今まで見えていたものが見えないのは精神衛生上良くありません。
ヤフオクで前期型の中古ナビユニットを長いこと探していましたが、なかなか目当てのものが無く、今回やっと手に入れることが出来ました。
手に入れたものは色違いのため、ユニットを分解して画面のみを移植し、今までどおりに約15年前の地図情報が見れることになり、精神的な安定を得ることが出来たのでした。
写真は、ユニットを分解した残りの不要部品です。
以前、エアコン吹き出し口の劣化スポンジ(スポンジが劣化するとべとつくようになります。破片が風に乗って排出されるとマット等に付いてシミになります。)の補修を行ったのですが、中のバタフライの取り外し方が分からず、中途半端な作業になっていました。
前回の作業については関連情報URLを参照してください。
今回、不要になった吹き出し口部品のバタフライ部分が破損無く外れるのか、ダメモトで試してみました。
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右側エアコン吹き出し口の正面側です。
部品名は、インストルメントパネルレジスタサブアッシー№2(左側が№1)というようです。
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裏側から見たところです。
中にエアをコントロールするバタフライがあります。
本来は、回りに気密を保つための薄いスポンジがはさんでであるのですが、22年の経年劣化で崩れ落ちて無くなっています。
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バタフライは二カ所で固定されているのですが、こちらがバタフライ開閉操作ダイアルの反対側です。
本体の穴にただ軸を差し込んである感じです。
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バタフライの軸と本体の間に養生したマイナスドライバーを差し込んでこじりました。
軸がどの位動いたかは、写真4の軸の差し込み穴を見ながら行いました。
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バタフライの軸が本体からほぼ外れたので指で引き上げると、バタフライ自体が外れました。
部品が破損することもなく簡単に外れたので、生産工程ではこのようにして取り付け取り外しを行っていたのではないかと思われました。
右側が穴に差し込む丸い軸になっており、左側が開閉ダイアルの部分に差し込む四角い軸になっています。
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バタフライを反対側(エンジン側)から見たところです。
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バタフライ右側の丸い軸の部分の拡大写真です。
バタフライにはスポンジを埋め込む溝が作ってあります。
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バタフライ左側の四角い軸の部分の拡大写真です。
軸の下側には薄い突起が出ています。
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ダイアル側の軸の部分です。
切れ込みがあり、写真9の薄い突起部分に噛み込むようになっています。
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バタフライの溝の深さを計ってみましたが、横の部分は約1センチでした。
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縦の部分は1センチ弱でした。
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バタフライを本体に戻すところです。
左(ダイアル)側をある程度はめ込み、本体の凹みに右側の軸をあてがい力任せに押し込むだけです。
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本体の穴に入るよう慎重に押し込んでいるところです。
一応、バタフライの取り付け、取り外しはクリアできたのですが、適当な薄いスポンジがホームセンターにあるかどうか、それも問題です。
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