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Michael Delaneyのブログ一覧

2014年04月29日 イイね!

ぶらぶら日記〜珍しく感心してしまいました

ぶらぶらで、加齢と共に加齢臭が酷くなり老眼と乱視の悪化が著しく、文章を読むことも苦痛を伴うようになってきた私ですが、感心して珍しく最後まで読みきった文章があったので、アップすることにしました。








これは、STI Performanceパッケージ(STIパフォーマンス・パッケージ)を開発した、一人の男の走りに込められた哲学の物語である。


STIパフォーマンスに込められたスピリット
◯『普通の道』は、サーキットより難しい。
チューニングやスポーツパーツというと、サーキットのイメージがどうしても強くあると思います。
サーキットで使われた技術だから素晴らしいんだろう、とかね。
でも普通の道路をちゃんと走るためのチューニングは、 実のところサーキットよりも難しいんです。
サーキットの方が路面がフラットですし、なにより綺麗です。
極論を言えば、サーキットではエンジンとタイヤが良ければある程度のところまでは走れてしまう。
でも、 マンホールがあったり深い轍があったりという普通の道でふらつかず、滑らせず、しっかり走らせようと思えば、
サスやシャシー等クルマをトータルで考えなければいけない。
「道路で最高のパフォーマンス」を目指すことが私の考えるSTI Performanceのあり方ですし、
それを具現化させたのがこの「STI Performanceパッケージ」です。
内心は、サーキットで走らせてもいいところまで行けると思ってますが、それだけを目指して作ったわけではありません。

◯クルマとしての理想を目指す。
このパッケージに限らず、STIが現在目指しているのが「強靭でしなやかな走り」。
STIが「しなやか」だとか「乗り心地」というと、ちょっと違和感を感じるお客様もまだまだいるかも知れません。
でも、例えばご夫婦でドライブに行くとして、ドライバーは夢中で運転しているけど、助手席の奥様は我慢してる。
それではクルマとしての総合能力が高いとは言えないと思うんです。
足が硬いのがスポーティだと思われる方もいらっしゃいますが、STIはそこは目指さない。
走行性能と快適性を同時に引き上げることが、クルマとしての完成度を高めることだと思ってます。
そのためには、サーキットで何秒縮めたみたいな部分は捨てて構わない。
こうした考え方はS402でも、STI 20th ANNIVERSARYでも、もちろんこの「STI Performanceパッケージ」でも一貫していますが、
このSTIの思想に共感していただいているお客様がだんだん増えているのは非常に嬉しく思っています。

◯ドライビングに対して、常に誠実でありたい。
「STI Performanceパッケージ」では適用車種の1台1台で、入念なテストを施しています。
車高やボディの大きさによって最適なバランスが違いますから。
他が3点での構成なのに対して、フォレスターのみ2点セットなのも、車両のバランスを考慮してのことです。
フォレスターだけは、3点ではフロント部の応答性が高まりすぎてしまうのでフロントロアアームバーは採用しなかったんですね。
こうしたバランスというものは、よりハンドメイドに近いモノ造りをしているSTIだからこそ実現できる部分もあります。
なんでも数値に頼るのではなくて、ダメだと感じたものはダメと言える。
むろん数値をまったく無視するわけではないですが、数値ベースでは超えられない壁を超えられる土壌があるということです。
私は今でも、何時間でも飽きずに車体の下に潜っていられます。
アナログなように見えますが、クルマは多くのパーツで構成されていますから、素材や取付の角度で力の流れが変わり、それが走りに大きな影響を与えます。
だから車体の下を見れば、そのクルマがどういう走りをするのかが見える。
コンピュータ画面を見るだけではわからないことがわかってくるんです。
STIは、こうしたモノ造りをこれからも続けていきますので、ぜひご期待ください。


私としても、これからのSTI Performance(STIパフォーマンス)に大いに注目していきたいと考えています。


※ 昔懐かしいNHKのドキュメンタリー番組『プロジェクトX』のナレーター田口トモロヲ風に読んでいただけると幸いです。


関連情報:STIパフォーマンスに込められたスピリット
Posted at 2014/04/29 17:43:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | マイ・ライフ | クルマ

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