ATF交換

前回、車両が来てすぐにATFとストレーナーを交換してあるのですが
最初はフラッシングも兼ねて早めに交換しようと思い12000㎞走行後交換してみました。

まずはオイルパンから排出、画像より実際に見た方がオイルは焼けてました、やはり夏の渋滞が劣化を早くしてるようです。

続いてトルコンから排出、すべて抜けるのに5分ほどかかります。
メルセデスのATはこの頃までトルコンから抜けるので下抜きでも結構量が抜けますね。

左がオイルパン用銅ワッシャー、右がトルコン用アルミワッシャー
ドレンボルトはどちらも同じものを使用。
ここだけは新品にしておかないとオイル滲みが出ると後で泣く事に。

30分放置してオイルが抜けきったら、まずはオイルパンドレン装着
締め付けはトルクレンチを必ず使用して20Nm。

トルコンは締め付けトルク16Nm

オイルパンドレン締め付け後。

トルコンドレン締め付け後。

後は最初に３LのATF注入、エンジンを掛けてさらに2L注入、ゲージにある30℃の時に合わせるレベルの枠に入ってるのを確認後、各ギアにシフトしてエアー抜き。
知り合いのメカニックに手伝ってもらい慣れてる作業と言う事もありオイルの量はピンポイントで合ってましたが一人だと不安になる作業です。
それから30分以上走行後、ゲージの80℃の枠の中にあることを確認して作業終了。
オイル注入時から作業がシビアな為、画像を撮る暇がなく終わった後で我に返りました。
交換後はシフトがスムーズになり、既に10万㎞オーバーのミッションですが、まだまだ調子良く踏んで行けそうです！