フロント/ハブベアリング交換 130814ｋｍ

先日、四国に行く前から何となく気になってたハンドリングでしたが微振動からガーッという音に加えてハンドルが左右に取られる始末ジャッキアップして揺らしてみるとカコカコ音も出てて予想通りフロントのハブベアリングがお逝きになりました。

2年前車を渡された時にベアリングはその内来ると告げられてたのですが足周りで唯一手を出してなかったハブベアリングが寿命を迎えました。

今回もいつもお世話になってるfebiのOEM、フロント/ハブベアリング/リペアキット

外したハブのグリスは焼けて真っ黒！！！
この後分解したら中はアタリ傷で摩耗してました、もうちょっと早くやるべきでしたね、思いの外酷かったです。

この時外したローターですが

アタリはフラットでカーボンパッドを使ってる割にかなり綺麗に削れててレコード盤のようなガタつきもなく、TC-brakeのパッドは減りも少なくて制動力は御墨付でかなり優秀だと思いました。

しかし外周は爪も立って来てて、次のパッド交換はローターも交換ですね。

グリスをたっぷりと塗ってベアリングを取り付けた状態

ナックルに取り付けてハブナットを取り付け
このハブナットの締め付け具合が寿命を左右するらしく、メルセデスは知らないで奥まで締め付け過ぎると最悪数十キロで焼き尽くそうです、ここは経験豊富なメカニックさんの助言でした、数百キロ走ったら再度調整するから持ってくるように言われました

ハブカバーを付けて、ローター、キャリパーを元に戻して終了です、この間約2時間。

この後ひとつ気になってた事があったので、車高を正常に戻す為5km程走行。
あまりにもこの半月ハンドルが取られるので作業前にキャンバーとトーインを測ってたのですが、左右のキャンバーが右1.7/左1.3と大幅に狂っており特に右はガコガコ音も大きくタイヤの上下を持って揺らすと目に見えて動くので、これはアライメント狂うだろうなと思いましたが、ものの見事直進性を取り戻しました。

戻ってキャンバー計ったら右1.3/左1.2、ほぼ均等になりました
これでは仮にアライメント取ったところで無駄ですよね、ナックルに対して相当ホイルはグラついていたと思われ、おそらく高速でのブレーキのフラつきも解消されてるでしょう！

今回もう一つ嬉しい事があったのですが、パッドの鳴きがピタリと止みました！
パッドを入れた当初はそうでもなかったのですが距離を増すごとにひどくなり
今年に入ってからは街中で振り向かれるくらい恥ずかしい思いをしてましたが、カーボンパッドだからしょうがないよな～と諦めてたのですが
特にベアリングの症状が出始めたころは、最初にキー！止まる寸前にギー！と二重奏のような音を出し、奥までギュッと踏むと泣き止むというとんでもない状態でしたが、ベアリング交換後気になるような音がほとんど出なくなりこれは嬉しい結果でした、四国で家族に会った時も親父から、お前のブレーキ壊れてるのかと聞かれたくらいでしたから。

おそらくベアリングにガタつきが出てローターが左右に振られてた為、ちょっとしたパッドの当たる角度で音が出てたのではないかと思われます。

近いうちにリアもやっとくかな。