昨日もよく降ったな…
すっきりしない天気…でも…、いや、だからこそ ここに来てしまった(笑)
AM2:30の九重牧ノ戸峠、見上げる空には星が煌めいている…
明日は夕暮れまでここにいよう…
そしたら、きっとまだ見ぬ風景に出会えるかもしれない…
まるで根拠のないささやかな決意が自分でもなんだか可笑しい…(笑)
沓掛山(くつかけやま)までのコンクリート道、なるべく汗をかかないようにゆっくりと歩き出す
沓掛山から先行者のヘッドランプの明かりが三つほど垣間見える…
この時期、みんなどの山を目指しているのだろう…
そのうちの一つが星生山へ
しばらくして一つが天狗ヶ城へ向かう
残る一つは、中岳か稲星山か…
人それぞれいろいろあるのだろうが、僕自身この時期は、中岳を目指すことが多い…
理由は、朝日の昇る位置と何てったって九重連山最高峰ということもあってか撃沈率が一番低いこと(笑)
悲しいことに天狗ヶ城がガスの中ということは珍しくない(笑)
とはいえ、気象状況、雲の位置、自分の体力等、様々な要因で登山途中での予定変更はよくあることだ…(笑)
気がつけば星空は消え、いつのまにか辺りにはガス立ち込めている…
…実は結果的に今日も撃沈と紙一重となった…(笑)
九重にとっては、あたりまえの空…
でもその彩が僕にとってはあたりまえじゃない…
裏焼けの空…
幾線もの彩が空に伸びていく…
真っ赤に焼けることはなかったが…
それはまた次の楽しみに…(笑)
雲海の彼方に湯の町湯布院のシンボル由布岳が見える…
M型の山頂が特徴的…(笑)
裏焼けが美しい星生山のモルゲンロート…
こちらは三俣山のモルゲンロート…
朝日に染まる雲に疲れも一気に吹き飛んだ…(笑)
「madoさんですよね?」
山頂で先行者の一人から声をかけられた…
彼とは雪の九重に訪れた時に避難小屋で出会って以来の再会…
嬉しいことに何やら僕のブルーボディーのカメラを覚えていてくれていたらしい(笑)
むさ苦しい山男のイメージを覆す爽やかイケメンの彼…
これから下山して由布岳にアタックするそう(笑)
雲海に飲み込まれていた稲星山が姿を現す…
一人の登山は気ままで楽しいが、やはりポイントポイントではこのような出会いがあってまるで独りのような気がしない…(笑)
星生崎…
個人的にとても気になる存在
稜線に朝日が入ってさらに存在感を増す…(笑)
こちらも常連さん 九重オールスターズのお一人…(笑)
そして僕は、何処までも続く雲海に心を奪われ短い溜め息をつく…
避難小屋前にある御池…
梅雨だけあって、いつもより水量が多い
遭難者慰霊碑…
登山道の一つ長者原ルートにはこんな水の風景も…
長者原…タデ湿原での一枚…
歩き疲れ草原に大の字に寝そべるとトンボが遊びにやってきた(笑)
こちらは男池ルートにある水の風景…
まるで猫バスだね…(笑)
こちらは夜明け前の雲海の風景…
打ち付ける雲の波…
本当に海に見えてしまう…(笑)
毎度のことだが、撃沈と紙一重…(笑)
黎明の時…
これから起きる何かを感じて一番ワクワクする時間…(笑)
星生山からの夕景
いきなりのブロッケン…(笑)
どこまでも湧き上がるガス雲に…
風が見えたような気がした…
振り向けば今 落陽の刻…
ささやかな決意…
今日は夕暮れまで…(笑)
ある意味、山歩きは人生の縮図なのかもしれない…
たとえ歩きはじめるときは一人でも、そこにはいくつもの出会いがあって、共に同じ道を歩くこともあれば、別の道を歩くこともある…
そして いつかまた出会って 肩を並べて同じ風景を見ることも…(笑)
今は別の道を歩いていたとしても…
例えば 素直にありがとうとごめんなさいが言えれば …きっと…
その時…
その場所で…
さあ…明日は何に出会えるのかな…(笑)
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