エアコンの調整
1
エアコンの効きが悪くなってきました。
昼間だと、熱風しか出なくなり、エアコンの効果改善を目指して、作業を行いました。
2
まず定番のエバポレータの掃除です。
皆さんの整備手帳を参考にして、”無香料”のエアコン洗浄スプレーを2本投入。
それでも全然汚れが落ちないので、エンジン洗浄ガンを使って掃除しました。
エンジン洗浄ガンは、エアの圧力を利用して、水等を吸い上げて強力に吹き出します。
端の部分にもしっかり届いて、きれいになりました。
この時点で、いままで全然でなかった、エアコンドレン水が出るようになりました。
この様子を見た社長に、エアの代金代わりに、店のエアコンの掃除を手伝わされたのは内緒です。
3
つてを最大限に活用して、R12のガスを格安で入手。
250g缶1本程、入りました。
ガス充填後、車検の為に高速道路を走りましたが、上り坂以外は好調です。
昼間でも冷たい風が出るようになってきました。
4
エアコンコアを冷やす電動ファンですが、AC6キャロルの電動ファンは、モータ部分が大きく風の抜けが悪そうなので、以前sugiさんがUPされていた、HA系アルトの電動ファンを入手。
左がアルトの電動ファンで右がキャロルの電動ファンです。
比べてみると、モータの大きさも全然違い、枠の幅も全然違います。
取り付け金具の位置は同じようです。
外された旧電動ファンは、扇風機として余生を送ることになりました。
5
電動ファンのラジエター側のスポンジテープが朽ちていたので、スポンジテープを張り替えます。
今回は、静音テープと書いてあったスポンジテープを使用しました。
普通のすき間テープと違い、ゴム質でしっかりしているようです。
厚みが薄かったので、2枚重ねで貼りました。
電動ファンの脱着ですが、下側のボルトが簡単にはずれません。
脱着のコツですが、ラジエター上部の取り付け金具を外して、ラジエターを浮かせてから、セミロングソケットを取り付けたショートラチェットを使って、強引に脱着します。
ショートソケットだと、ボルトに届かず、ロングソケットだと、後ろのミッションに当たりました。
6
最後に、今回の目玉のラジエターコア回りの目張りです。
元々、ラジエターコアとエアコンコアの間にスポンジテープが貼られており、目張りがされているようでしたが、10万kmも走るとボロボロになっており、役目を果たしていません。
この部分をアルミテープで目張りします。
左側は、エンジンの熱を吸い込みやすいので、特にしっかりと目張りします。
7
続いて上部と右側の目張りです。
今回使用したアルミテープは、0.095mm厚75mm幅のアルミテープで、いつも使っている0.006mm厚のテープよりかなり丈夫です。
また、75mm幅を使用したので、ラジエター上部には幅もぴったりです。
右側は貼りにくいですが、頑張って貼ります。
コツは、一度に全部貼らずに、分割して貼っていきます。
電動ファンとラジエター、エアコンコアを一体化することにより、電動ファンで吸い込む空気が、確実にエアコンコアを冷却してくれるはずです。
8
今回使用したすき間テープとアルミテープです。
仕入れは、いつも通りダイソーです。
エアコンの効き具合ですが、寒いくらいに効くようになりました。
エバポレータ掃除、エアコンガス充填、電動ファン交換&目張りの順番で作業をしましたが、段々とエアコンの効きが良くなっていきました。
体感的には、一番最後の目張りが効いているように思います。(そう思いたいだけかもしれませんが)
目張りだけだと、バンパーを外せば簡単に出来ますので、エアコンの効きが悪い方は、チャレンジしてみるといいかもしれません。
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